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『九十九』森田修平監督が描く、ロボットにトランスフォームするマンションの衝撃映像公開

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マンションがロボットにトランスフォーム!
マンションがロボットにトランスフォーム! - (C)YOMIKO・YAMATOWORKS

 第86回アカデミー賞短編アニメーション部門にノミネートされた、森田修平監督ら『九十九』チームによる3DCGショートムービー『超機動街区 KASHIWA-NO-HA』が公開となり、ロボットにトランスフォームする最新型マンションの映像がお目見えとなった。

 本作は、千葉県柏市に実在する「柏の葉スマートシティ」のコンセプトである「世界の未来像を作る」に基づき、“自分たちの街がロボットだったら?”という奇想天外なアイデアを映像化。ロボットにトランスフォーム(変身)するマンションを中心に、近未来の世界を描く全3話のショートムービー。

 舞台は2018年。マンションの購入を検討するためモデルルームを訪れた4人家族に降り掛かる出来事が描かれる。寄りや引きを多用したホームビデオ風のタッチで映し出されるモデルルームから、屋外に切り替わると同時に赤ん坊が泣き出し、巨大ロボの出現によってのどかな街の雰囲気がガラリと変わる……。パニック映画を思わせるスリリングな展開が目を引き、『ゴジラ』のような迫力を感じさせる。

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超機動街区 KASHIWA-NO-HA
アップはこんな感じです (C)YOMIKO・YAMATOWORKS

 この巨大ロボット「一番街機」は、2009年竣工のマンション「パークシティ柏の葉キャンパス一番街」をモデルにイメージされ、肩部分には夕方から夜間に光輝くティアラを装備。A~E棟の総戸数977世帯の搭乗が可能という設定。

 制作陣には、日清カップヌードルのCMと連動したアニメ「FREEDOM」の森田修平監督、同監督と共に『九十九』を手掛けた美術監督・中村豪希、キャラクターデザインの桟敷大祐ら精鋭が集結。声優には、中村悠一森川智之坂本真綾らが参加している。本作はコミックとも連動し、ショートムービー第1話の配信に合わせて文尾文によるコミック第1話「柏の葉の空の下で」が、ウェブコミックサービス「ComicWalker(コミックウォーカー)」にて無料配信中。第2話が8日に配信される。(編集部・石井百合子)

ショートムービー『超機動街区 KASHIWA-NO-HA』第1弾はオフィシャルサイトで配信中

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