ゴジラ実写ドラマ「モナーク」シーズン2、前日譚スピンオフへの伏線あり 若きショウ大佐が主人公に

『ゴジラ』初の実写ドラマシリーズ「モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ」で共演しているカート・ラッセル&ワイアット・ラッセル親子がリモートインタビューに応じ、27日より配信開始となるシーズン2に、ワイアット主演で制作される前日譚スピンオフの伏線が散りばめられていることを明かした。
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「モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ」は、米レジェンダリーと日本の東宝が展開する「モンスター・ヴァース」の世界を舞台に、ゴジラなどの巨大生物=タイタンの調査・研究を目的とする未確認生物特務機関「モナーク」の謎に迫るドラマシリーズ。カートは組織の過去を知るリー・ショウ大佐役、息子のワイアットはショウ大佐の若かりし頃を演じている。
異なる時代で活躍する同一人物を、実の親子である二人が演じる粋なキャスティングが実現した本作。ワイアットは「人々の反応を見ること」が楽しみだったそうで、「キャラクターを成立させるために最善を尽くして、あとは人々に気に入ってもらえるよう祈るしかない。シーズン1でモンスター・ヴァースのファンだけでなく、それ以外の層からも反響があったのは本当に嬉しかった。自分たちが目指す質の高いドラマという部分で、視聴者がついていると感じるのは、本当にやりがいがある」と笑顔を見せる。
カートも息子の言葉に「同感だ」と賛同。「それは我々が達成したかったことだ。特に女性の視聴者から『怪獣モノは得意じゃないから楽しめるか不安だったけど、大好きになった。次のエピソードが待ちきれない』という声を多く聞くのは嬉しいこと。モンスター・ヴァースや怪獣の暴れっぷりに熱狂するコアなファン層はすでに確立されているが、人間ドラマに惹かれれば、もっと多くの人がこの世界観に興味を持ってくれる。それが、今まさに起きているし、もっと広がってほしいよ」と視聴者層の拡大に期待を寄せた。
Apple TVは先日、若き日のショウ大佐を主人公とする前日譚スピンオフシリーズの制作を発表した。ドラマ「オビ=ワン・ケノービ」の脚本家で知られるジョビー・ハロルドがショーランナーを務める同作は、冷戦期の1984年が舞台となり、ショウ大佐が巨大で恐ろしい新タイタンを解き放とうとするソ連の計画を阻止するために奔走する。
カートは、前日譚スピンオフがモンスター・ヴァースの拡大をさらに加速させる役割を担うと予告。「『モナーク』のシーズン2で散りばめられた伏線の多くを、スピンオフで知ることになる。作品群がさらに成長していく過程を見るのは、すごく興味深いものさ」と期待を寄せる。
ワイアットは、機密事項が多数あると前置きしながら「ショウが探索すべき、そして視聴者が彼について知るべき広大な世界観があるということ。『モナーク』では年老いたショウを見ているが、長い年月の中で、彼がどんな旅をして、どんな試練を経て、あの姿になったのか。クロノロジー(年代記)から学べることは山ほどある」と自身のスピンオフについて語る。
また、スピンオフでは「ジャンルをどうやって崩していくかが大きなポイントになる」という。「視聴者の『こういう作品だろう』という予想を、いい意味で裏切って、『まさかこんな展開になるとは思わなかった』と思わせたい。本シリーズと同様に、怪獣を扱いながら、リアルで本物らしいキャラクターや、質が高いドラマが作れるのかと驚かれるような、高いハードルを自分たちに課したいと思っている。『人間同士の会話を入れておけば、あとは巨大な怪獣が出てきて解決してくれるから心配ない』なんて作り方では絶対にダメだ。モンスター・ヴァースの可能性を、さらに引き上げられることを楽しみにしている」と意気込んでいた。(取材・文:編集部・倉本拓弥)
「モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ」シーズン2はApple TVにて2月27日(金)より世界同時配信開始(全10話/毎週金曜に新エピソード更新)


