ADVERTISEMENT

倍賞千恵子「さくらのバラード」アカペラで熱唱!山田洋次リスペクトライブ出演

「さくらのバラード」を歌唱した倍賞千恵子
「さくらのバラード」を歌唱した倍賞千恵子

 東京・浅草で開幕した「第9回したまちコメディ映画祭in台東」のクロージングセレモニーと本映画祭でコメディ栄誉賞を受賞した山田洋次監督の「リスペクトライブ」が19日、浅草公会堂で行われ、山田監督の代表作である『男はつらいよ』シリーズにさくら役で出演していた倍賞千恵子、源ちゃん役で出演していた佐藤蛾次郎ら寅さんゆかりのメンバーが集結、授賞式に花を添えた。授賞式には山田監督も出席の予定だったが撮影のため欠席。授賞式では倍賞が山田監督の代わりに賞を受け取った。

コメディ栄誉賞受賞の山田洋次監督の授賞式にさくら、源ちゃんら寅さんファミリーが集結! 画像ギャラリー

 浅草ジンタポカスカジャン天才バンド二階堂和美レキシなど豪華メンバーが出演して行われた「山田洋次 リスペクトライブ」。終盤、寅さんメンバーとしてまず、佐藤が孫を連れて登場。大歓声の中「男はつらいよ」を熱唱すると、その後岡本茉利や、倍賞らが次々ステージに上がり、会場は大盛り上がり。

ADVERTISEMENT

 倍賞は「こんばんわ、元さくらです」と笑顔を見せると、佐藤の歌をステージ袖で聴いていたのか、「わたし今日はじめて生で蛾次さんの歌を聴いたけどうまいね」と佐藤の歌唱力を絶賛。「渥美清さんが生前、もしこの映画が終わったら3人で一緒にキャバレー回りしようなんて言っていたけど、本当に一緒に歌えるね」と話し、自身もアカペラで「さくらのバラード」を歌唱した。

 クロージングセレモニーでは山田監督に代わって倍賞が賞状などを受け取ったが、「山田さんと出会っていろんなことを学ぶことができた。『演じることよりその人の気持ちになれ』という山田さんの言葉が好きだった。映画作りは大変。でも、いろんな人との出会いで自分も進化できる。これからも映画に携わっていきたい」としみじみ。また、「浅草はわたしにとって原点のような場所。この映画祭もこれからもずっと続てもらって、浅草が盛り上がっていってくれたら」と映画祭にもエールを送った。

 その後、葛飾区長から映画の舞台である柴又の寅さん像横に来年、さくらの像が立てられることも発表され、倍賞は「来年楽しみにしています」とにっこり。セレモニーの最後には欠席した山田監督からのメッセージが読み上げられ、4日間にわたる映画祭は幕を閉じた。(取材・文:名鹿祥史)

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
ADVERTISEMENT

おすすめ映画

ADVERTISEMENT

人気の記事

ADVERTISEMENT

話題の動画

ADVERTISEMENT

最新の映画短評

ADVERTISEMENT