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三池崇史監督、アカデミー賞会員入り前向きに検討中「頑張ってみようかなと」

現地トークイベントに出席した三池監督
現地トークイベントに出席した三池監督

 先月、米アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーが発表した、新会員候補774人の中に含まれた日本人映画監督・三池崇史が前向きに会員入りを検討していることを明かした。現地時間3日にスイス・ヌーシャテルで行われたイベント中に語った。

【画像】三池監督の最新作、実写『ジョジョ』キャラクタービジュアル

 三池監督は現在開催中の第17回スイス・ヌーシャテル国際ファンタスティック映画祭で行われたトークイベント「Rencontre avec Miike Takashi」に出席し、司会者からアカデミーからの招待を受けたことへの賛辞を贈られると、「ありがとうございます」とにこやかに返答。続けて「ただまだ何も案内状をもらっていないし、普段映画もあまりそんなに観ないのでどうすればいいんだろうなって」と休む間もなく多くの作品を手掛け続けている彼自身の状況について述べつつも、「でもせっかく参加させていただくのであれば、頑張ってみようかなと思います」と前向きに検討していることを説明した。

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 映画芸術科学アカデミーの会員入りについては、賞の選考時に対象作品の鑑賞などで多くの時間を割かれるため負担も大きく、同会員の候補になるも辞退するケースもある。その中でやる気を見せた三池監督。だが彼はその一方で「ただ、一度もアメリカのアカデミー賞に呼んでもらったことがないので、投票するよりも選ばれる側に行きたいと思っています」ともコメント。映画監督としての野望ものぞかせていた。

 ヌーシャテル国際ファンタスティック映画祭では、インターナショナル・コンペティション部門に選出された『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』(日本公開:8月4日)を含め、『無限の住人』『土竜の唄 香港狂騒曲』などの三池監督作品が上映。さらに会場用のWi-Fiパスワードに三池監督に関する言葉が使用されていたり、同地での上映時には三池監督の名前が呼ばれるたびに観客から熱い声援が上がったりと、ヨーロッパでの熱狂的な三池監督の人気ぶりがうかがわせられた。(編集部・井本早紀)

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