ビヨンセになることが条件!?キャストが明かす人気ミュージカルのオーディション秘話とは

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左から、ケヴィン・スミス・カークウッド、ジョーイ・タラント、チャーリー・サットン、カイル・ポスト、そして主役のジェイク・シアーズ

 ブロードウェイで上演中の人気ミュージカル「キンキーブーツ」について、主要キャストの、ジェイク・シアーズカイル・ポストケヴィン・スミス・カークウッドチャーリー・サットンジョーイ・タラントらが、1月25日(現地時間)、ニューヨークのジェイコブ・ジャビッツ・コンベンション・センターで開催されたブロードウェイ・コンで語った。

【作品写真】映画版『キンキーブーツ』より華やかなエンジェルスたち!

 同ミュージカルは、倒産寸前の靴工場のオーナーであるチャーリーが、ドラッグクイーンのローラと出会ったことで、ドラッグクイーン専門のブーツ工場として再生させるさまを描いたもの。映画『キンキーブーツ』を基にミュージカル化した作品で、作詞・作曲を歌手のシンディ・ローパーが担当、脚本をハーヴェイ・ファイアスタインが務め、2013年からブロードウェイで上演されている。ジェイクは主役チャーリー、そしてカイル、ケヴィン、チャーリー、ジョーイは、ローラが働くクラブのドラッグクイーンのグループ「エンジェルス」を演じている。

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 ジェイクは、大ヒットミュージカルの主役を引き継いで、まだ2週間しかたっていないそうで、「出演するまで十分な時間がないから、準備が間に合わないんじゃないかと心配していたんだ。リハーサルが始まってからも、僕が今何をすれば良いのか全く見当がついていないことを誰かに悟られるんじゃないかとひやひやしていたくらいだよ。でも、みんな面白くて、気軽に接してくれる人たちばかりで、今はとても楽しんで仕事をできているよ」と感謝した。

 ジェイク以外の4人が演じている「エンジェルス」のオーディションには、ケヴィンいわく面白い条件があったそうで、「まず、異なった人種で素晴らしい俳優兼ダンサーであること。次に高いトーンで歌えればより良い。ハイヒールで歩け、ダンスもでき、足も高く上げられれば、より良い。そして、もし自分のことを歌手ビヨンセと思っているのなら、かなりあなたはこの役に近い。最後に、これはウォールフラワー(パーティーなどでなじめず壁際などにひっそりといる人)の仕事ではないってね!」と、その全貌を明かした。

 だが、実際にハイヒールを履いて演じることは大変だったようで、「実は公演が始まって早々に、足の骨を折ったんだ」とジョーイ。演技中にハイヒールが引っかかりステージから落ちたという。「でも、すぐに起き上がって、最後のダンスナンバーを終えたら、骨折を悪化させてしまってね。結果、足にプレートを入れる手術をしなければならなくなってしまったよ。トニー賞には参加できたけれど、(まだ足が治っておらず)オープニングナンバーに参加できなかったんだ」と苦労を明かした。

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 実際のオーディションでサプライズがあったというカイルは、「キャリー・アンダーウッドの楽曲を歌ったんだけど、舞台演出に『キャリーのトーンで歌え!』って言われたんだ。できる限り彼女よりも高い声で歌おうとしたんだけど無理で……。そしたら彼に『(今作の脚本を書き、ミュージカル業界では偉大な)ハーヴェイ・ファイアスタインのような(太い)声になっていたよ』と笑われたんだ。で、彼の方を見てみたら、隣にハーヴェイが座っていたんだよ(笑)」と笑いながらエピソードを明かした。その後、エージェントに「役を得られるか、あるいはもうブロードウェイでは働けなくなるかのどちらかだろう」と伝えたそうだ。一方、歌にはあまり自信がなかったというチャーリーは、(審査席の)シンディ・ローパーの前で歌わなければいけなかったことが最大の恐怖だったと振り返った。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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