新体制ももクロの百田夏菜子、表現者としての挑戦

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初ハリウッド作品! - 写真:高野広美

 アイドルグループ・ももいろクローバーZのリーダーとして活躍する一方、近年は女優として映画やドラマに出演する機会も増えてきた百田夏菜子。そんな彼女が『アベンジャーズ』シリーズのマーベル最新作『ブラックパンサー』で主人公ティ・チャラの妹シュリの日本語吹き替え版声優に挑んだ。ハリウッド大作、初の洋画吹き替えと新たなチャレンジを経験した百田は、表現者としてどんなことを得たのだろうか。

『ブラックパンサー』百田夏菜子の吹き替え&字幕を見比べる特別映像

 百田演じるシュリは、王女でありながら、天真爛漫(らんまん)で明るく元気な女性。自身のキャラクターと合致することが多いと感じたようで「シュリを演じている女優さん(レティーシャ・ライト)とは同世代でしたし、資料を拝見させていただいて、やりたいという思いがすごく強くなりました」とオーディションを受けた当時を振り返る。

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 百田は、昨年公開された『映画 かいけつゾロリ ZZ(ダブルゼット)のひみつ』でもヒロインのゾロリーヌの声を担当し、快活さと母性あふれる声の表現は好評を得た。さらに有安杏果の卒業後、4人体制での初仕事が『映画クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ ~拉麺大乱~』での声優に決定するなど、声の仕事が続いている現状には「『ゾロリ』でまったく知らなかった(声優の)世界の扉を開いていただき、この作品、そして次の『しんちゃん』に繋がっていくことはとても刺激的でうれしい」と手応えを感じているようだ。

 また、こうした声の仕事をすることで、表現者として大切なことが再認識できたという。「アニメーションも実写も、声を当てる仕事というのは、わたしとは別の人間やキャラクターがいるわけですよね」と百田はつぶやくと「どうしても『イメージを崩さないようにしよう』とか、『しっかり口の動きとセリフを合わせよう』というテクニカルな部分に気をとられ過ぎてしまい、キャラクターに気持ちをしっかり乗せて表現しないと、観ている人に伝わらないのだなと改めて実感しました」と笑顔ながらも強い視線で語る。

 声優の仕事をすることによって、テクニカルなことよりも気持ちが大事ということを再認識できたおかげで、逆説的だが歌に関して技術的な部分の重要性を再認識したと明かした。「歌は今でも本当に得意ではないという思いがあるので、気持ちだけはしっかり込めようとしている」と自身のポリシーを前置きしたうえで、最近では気持ちにちょっとした声の変化など技術的な表現が加わると、より多くの人に楽しんでもらえることに気が付いたという。

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 2018年の占いをしてもらった際「ご褒美の年」と言われたという百田。「グループとしては10周年を迎えるので、いろいろな人に感謝を伝える年にしたいと思っていますが、4人体制になって、やらなくてはいけないことが山積みにあります。本来ならのんびりしている暇はないかもしれませんが、こんなときだからこそ、一つ一つゆっくりと丁寧に、自分たちが納得できる仕事をしていきたいです」と今後の抱負を語った。(取材・文:磯部正和)

映画『ブラックパンサー』 は3月1日より全国公開

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