クリヘム主演『ホース・ソルジャー』不揃いな特殊部隊装備のこだわり

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クリス・ヘムズワースが演じるミッチ・ネルソン大尉 服装に注目すると新しい面が観えてくるかも? - (C) 2018 BY HS FILM, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

 映画『アベンジャーズ』シリーズのソー役で知られるクリス・ヘムズワース主演で、2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ直後、初めて対テロ戦闘に参加したアメリカ陸軍特殊部隊の活躍を描く『ホース・ソルジャー』(5月4日公開)。2009年に発表された同名ノンフィクションを基にしており、実話ならではのリアリティーを損なわぬよう、兵士たちの装備や衣装にも正確さが求められた。

【映像】実録ミリタリーアクション『ホース・ソルジャー』予告編

 本作で描かれるのは、テロ翌日から対テロ戦争の最前線部隊に志願した、ミッチ・ネルソン大尉(クリス)ら12人の殊部隊員の戦い。彼らは、最新装備を擁する5万人規模の部隊を相手に、険しい山岳地帯を移動するため、なれない馬に乗ったうえでの戦闘を強いられた。

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 撮影前、クリスをはじめとする兵士役の俳優たちには、3週間にわたる軍事指導に参加。元海軍特殊部隊ネイビーシールズで、『ブラックホーク・ダウン』(2001)などにかかわった軍事関係のスペシャリスト、ハリー・ハンフリーズ氏が教官となり、武器の基礎や軍隊用語、特殊部隊の構造など、さまざまな知識を伝えられた後、実地訓練が行われた。

各隊員の装備も微妙に違っている。(C) 2018 BY HS FILM, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

 こうして完成した、本物さながらの俳優たちのアクションはもちろん、その装備にも注目だ。配給元の資料によると、実は本作の衣装チームの1人には、本物の元特殊部隊員がいたといい、そのメンバーが独自ルートで得た情報に基づいて、正確な衣装が用意されたという。

 彼らが身に着けている戦闘時の服装(BDU)は、アメリカ軍で広く使用されていた、コーヒーステイン(コーヒーの染み)の愛称を持つ、茶系の3C迷彩というもの。ただ、劇中の装備品を見ると、一部だけ濃い緑のO.D.カラーであったり、銃を収めるホルスターが黒色だったりと、“迷彩”という割には、戦いの舞台となる乾燥地帯にマッチしているとは言い難い。

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 実はこれこそが製作陣のこだわりで、乾燥・砂漠地帯に対応したカラー装備が乏しかった当時の状況を反映した衣装になっている。実際、テロ翌日という突然の出撃であったこともあり、彼らも軍服をそろえるどころではなく、不揃いの軍服で戦場に赴いた。こうして完成したクリスたちのたたずまいについて、劇中に登場する12人の一人、ハル・スペンサー准尉(マイケル・シャノン)のモデルとなった米軍特殊部隊(グリーンベレー)の一人、ボブ・ペニントン氏は、「全員がグリーンベレーの一員に見えた。僕らを完璧に描写してくれたね」と太鼓判を押している。

 本作をプロデュースしたジェリー・ブラッカイマーは、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズなどを生んだヒットメイカーとして知られているが、現在もミリタリーファンから熱い支持を集める『ブラックホーク・ダウン』(2001)も手掛けている。同作もリアリティーあふれる戦闘描写が話題を呼んだが、『ホース・ソルジャー』もそれにつらなる実録ミリタリーアクションとして期待ができそうだ。(編集部・入倉功一)

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