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ペネロペ・クルス&ハビエル・バルデム、夫婦でギャラは同額!新共演作を語る

第71回カンヌ国際映画祭

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カンヌのレッドカーペットを歩くハビエル・バルデム&ペネロペ・クルス夫妻 - Emma McIntyre / Getty Images

 現地時間9日、第71回カンヌ国際映画祭でオープニング作品『エブリバディ・ノウズ(英題) / Everybody Knows』の公式会見が行われ、主演のペネロペ・クルスハビエル・バルデムアスガー・ファルハディ監督らが出席した。近年、映画界では男女間の給料格差が問題になっているということで、実生活では夫婦のペネロペ&ハビエルに今回のギャラについて質問が飛ぶ一幕も。ペネロペは「本当に同額よ」と即座に明かしてハビエルもうなずき、会場を沸かせた。

【画像】スペインのビッグカップル!ハビエル・バルデム&ペネロペ・クルス夫妻

 『ある過去の行方』『セールスマン』に続き3度目のコンペ出品となったイランの名匠ファルハディ監督にとって、本作は初のスペイン語映画。妹の結婚式に出席するため、子供たちと共に生まれ故郷のスペインの村に戻った主人公ラウラ(ペネロペ)に恐ろしい事態が降りかかり、家族の隠された過去が次第に暴かれていくさまを描いたスリリングなドラマだ。ラウラの夫をアルゼンチン人俳優リカルド・ダリン、彼女の地元の友人をハビエルが演じている。

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 ペネロペは、ハビエルも自分も役を引きずらないため、共演が夫婦であることに影響を与えることはないとコメント。「20代の時は何か月もそのキャラクターのままでいて、自分を苦しめていた。その方がいい作品ができると思っていたのだけど、実際は関係なかった。生活と仕事、その二つを自在に行き来できるのが好きだし、だからこそ情熱を持てる。わたしたちは互いのことをよく知っていて信頼しているから、そのことは演技の助けになる。でも『2年に1回共演しよう』とか計画しているわけではないの。この映画みたいに、それがふさわしいと思えたときだけね。あんまり頻繁にはしないわ」と笑った。

 これまでイランの社会的・道徳的な問題をストーリーに見事に絡めた映画作りをしてきたファルハディ監督は、スペイン舞台でそこに住む村人たちの複雑な関係性を描いた本作でもその才能を遺憾なく発揮しており、ハビエルに「細部にまで気を配っている。スペイン人の監督が作ったものよりもスペインらしい」と言わしめるほど。ペネロペは「監督は2年以上前にスペインに引っ越してきて、スペイン語の先生をつけて毎日学び、その文化を学んだ。彼はスポンジのように地元の人たちがどのように暮らしているか、どのように話すかを学んだの。撮影現場では一つセリフをミスしただけで気づかれてしまう。彼は睡眠時間を削ってわたしたちのセリフ全てを暗記していたからよ(笑)。何か少し変えたら、なぜそうしたのかということにはとてもオープンに聞いてくれるんだけどね」とファルハディ監督が本作にいかに全身全霊で打ち込んでいたかを説明した。

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 違う言語・国でストーリーを語ることは簡単ではないとしながらも、「人間は文化によって異なるということはない。感情という部分では共通している」と力を込めたファルハディ監督。最後には、『スリー・フェイシズ(原題) / 3 Faces』がコンペティション部門に選出されるも、反体制的だとして政府から国外への渡航が禁じられているため、映画祭に参加できない同じイラン人のジャファール・パナヒ監督に言及し、「彼がここに来られるように願い続けている。まだ時間はあると思う。彼にとって重要なのは国外に出ることではなく、観客が彼の映画をどのように観たか、どう反応したかを見ることだ。彼が逆境の中、映画を作り続けていることは素晴らしい」と訴え、大きな拍手を浴びていた。(編集部・市川遥)

第71回カンヌ国際映画祭は現地時間19日まで開催

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