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『青い春』ファン胸アツ!松田龍平&新井浩文の対局シーン

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松田龍平と新井浩文(写真は2018年9月撮影)

 俳優の松田龍平が、『青い春』(2001)、『ナイン・ソウルズ』(2003)、『I'M FLASH!』(2012)に続き、豊田利晃監督と4度目のタッグを組んだ『泣き虫しょったんの奇跡』(上映中)。脱サラをしてアマチュアからプロ棋士となった実在の人物・瀬川晶司にふんした松田の名演もさることながら、豊田監督が好んで描いてきたテーマ“負け犬の美学”や新井浩文との対局シーン、男たちのドラマなど、『青い春』ファンの琴線に触れるポイントが見られるのも魅力だ。

【動画】松田龍平VS新井浩文が対局!『泣き虫しょったんの奇跡』予告編

 松本大洋の同名漫画を映画化、「赤毛のケリー」「モナリザ」「ブギー」「ドロップ」など、THEE MICHELLE GUN ELEPHANT の楽曲でも話題になった『青い春』は、松田の初主演映画。行定勲監督のヒット作『GO』(2001)で一躍脚光を浴びた新井が、本作では第17回高崎映画祭最優秀新人男優賞を受賞するなど、双方にとって重要な一本。その後、2人は映画『蟹工船』(2009)、『まほろ駅前番外地』(2013)、WOWOWドラマ「同期」(2011)などで共演している。

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主人公・瀬川晶司役の松田龍平 (C) 2018『泣き虫しょったんの奇跡』製作委員会 (C) 瀬川晶司/講談社

 進路決定が目前に迫る男子校の不良生徒たちの鬱屈した青春を描いた『青い春』で、松田は男子高のクールな番長・九條に、新井は彼の唯一の友人でおしゃべりな青木と、対照的なキャラクターに。授業をサボって屋上に集まっては悪ふざけに明け暮れるなかで、いつしか決定的にすれ違っていく親友同士の悲哀を体現していた。

 同作では拳と拳の壮絶なケンカを見せた松田と新井だが、『泣き虫しょったんの奇跡』ではプロ棋士を目指す奨励会員として対決。共演シーンは多くはないが、予告編でも一部観られるこの対局シーンには胸アツになること必至だ。

 そのほか、渋川清彦(当時はKEE)、三浦誠己ら『青い春』組のキャストも出演。瑛太(当時はEITA)は出演していないが、その弟である永山絢斗が瀬川の心の支えとなる盟友を好演している。

瀬川の対戦相手・清又勝役の新井浩文(C) 2018『泣き虫しょったんの奇跡』製作委員会 (C) 瀬川晶司/講談社

 また、豊田監督は、無冠のボクサー・アンチェイン梶が労働者に仕事を紹介する手配師として再出発するさまを追った2001年のドキュメンタリー『アンチェイン』など、“負け犬”のキャラクターを好んで描いてきた。『青い春』の青木、『モンスターズクラブ』(2011)のアメリカに実在した爆弾魔をモデルにした良一(瑛太)、人気シリーズ第3作『クローズEXPLODE』(2013)の暴行事件でドロップアウトした藤原一(永山絢斗)しかり。

 『泣き虫しょったんの奇跡』もまた、深い挫折を味わった35歳の主人公の血のにじむような闘いの日々を追った物語で、クールなイメージの強い松田のハッとするような表情の数々に引き込まれる一作となっている。(編集部・石井百合子)

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