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門脇麦、故若松監督の青春に羨望 泥臭くてもかっこいい

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『止められるか、俺たちを』の井浦新、門脇麦、白石和彌監督

 2012年に亡くなった映画監督・若松孝二と仲間たちの青春を描く映画『止められるか、俺たちを』の完成披露上映会が20日、都内で行われ、若松監督を演じた井浦新、共演の門脇麦、本作のメガホンを取った、若松プロダクション出身の白石和彌監督が登壇した。

【画像】井浦新がヤンキー座り『止められるか、俺たちを』完成披露

 1960年代末を舞台に、若松プロに飛び込んだ女性で、後に助監督となる吉積めぐみ(門脇)の視点から、若松監督と仲間たちの青春を描く本作。若松監督と面識はなかったという門脇は、「完成した映画を観た時に、すごくかっこいい世界だなと思いました」と語る。

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 さらに門脇は「今(の時代)から見ると、すごく暑苦しくて泥臭い世界かもしれないけど、しゃかりきに熱く生きることがこんなにかっこいいことなんだって知りました。これぞ青春キラキラムービー」と続けると、感慨深げに「この映画を観て、彼らがかっこいいなと思ってもらえたらこんなに幸せなことはないです」と観客に呼びかけた。

 一方、晩年の若松作品の全てに参加していた井浦は、「映画の世界では親のような存在でした。その人を演じさせてもらうのは厄介な作業でした」と撮影を述懐。「周囲は白石監督をはじめ、みんな若松プロで同じ釜の飯を食ってきたメンバーばかり。正直、撮影している期間は自分の中にいる若松監督があふれ出してくる、夢のような時間でした」とも述べ、「台本にある言葉は僕が現場で受けてきた言葉がちりばめられていて、僕の知っている監督がそのまま60年代にもいた。僕の知っている監督を、自信を持って演じることができました」と晴れやかな顔をみせた。

 また、白石監督は「これほどの衝動を持って撮った映画はない」と断言。と自身にとって特別な作品になったようで「僕自身が、(若松)監督の映画づくりの原点を見てみたかったし体験してみたかった。大手のメジャーな作品とは違うんだってやっていた監督の気概を、僕がもう一度自分の中に入れたかったという気持ちもありました」と語っていた。(取材・文:名鹿祥史)

映画『止められるか、俺たちを』は10月13日よりテアトル新宿ほか全国公開

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