高良健吾、大喝采に感無量!中島貞夫監督20年ぶり長編が世界初上映

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巨匠・中島貞夫監督の新作で主演を務めた高良健吾 - (C)京都国際映画祭

 俳優の高良健吾が14日、「京都国際映画祭2018」で行われた中島貞夫監督20年ぶりの長編『多十郎殉愛記』舞台挨拶に出席。会場から送られた万雷の拍手に、目を潤ませながら感謝の言葉を述べた。この日は、共演の木村了と中島監督も登壇した。

【画像】8月に行われた『多十郎殉愛記』制作発表会見時の高良健吾

 本作は、幕末の京都を舞台に、長州藩を脱藩した清川多十郎(高良)が、屈折しながらも愛する者のために苦闘するドラマ。上映後も鳴り止まない喝采に目を潤ませた高良は「とてもうれしいです。監督、キャスト、スタッフの思いが詰まった作品を、この京都で上映できて本当に嬉しいです」と喜びもひとしおの様子。中島監督も「京都というのは、映画を作り続けてきた日本映画のふるさとです。その京都で、5年がかりでしたがようやく発信できた。これが何より、やった! という気持ちです」と語った。

 京都・太秦にある東映京都撮影所で撮影された本作は、助監督を務める大阪芸術大学の元教え子・熊切和嘉や、殺陣技術集団・東映剣会(つるぎかい)など、中島監督に縁あるスタッフたちが集結。また、中島監督が大学の客員教授として映画作りを教えてきたこともあり、学生たちも参加した。それだけに高良は「中島さんが残そうとしているものを、みんなで作っていくことは本当に幸せでした」と撮影を述懐。「帰りたくなくて京都の不動産屋さんの前で立ち止まるほど(笑)。クランクアップしてほしくないという気持ちがすごくあった」と目を細めた。

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中島貞夫監督(中央)と共に登壇した高良健吾(左から2番目)と木村了(右から2番目)-(C)京都国際映画祭

 「死が迫って来る、凄まじい戦いの中で、愛を知る、それが本当のチャンバラの面白さだと思う。生きるか死ぬかは人間にとって一番のドラマですから」とチャンバラの魅力を語った中島監督。「チャンバラ映画を若い俳優でやりたかったんですね。昔のおっさんばっかりではダメだと(笑)。高良さんも、木村さんも、ヒロインの多部未華子さんも、すごく素直で、ものすごく熱心。みんながこうして若手を鍛えようとしたことが見事に成功している。思った以上のものができて京都映画の力になったと思いました」と嬉しそうに語った。

 中島監督の最新作が祇園の町で世界初公開されるという貴重な機会に、チケットは発売直後にソールドアウト。かつて名画座として映画を上映していた祇園会館(現・よしもと祇園花月)は、昭和の熱気を取り戻したように観客で埋め尽くされ、高良演じる主人公・多十郎の活躍に、時に笑い、涙し、一太刀一振りの重みが伝わる気迫あふれる殺陣に息を呑んだ。(取材・文:森田真帆)

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