演技初挑戦のchayに矢口史靖監督が型破りな演出

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『ダンスウィズミー』でミュージシャン役で女優デビューしたchay - (C)2019「ダンスウィズミー」製作委員会

 『ウォーターボーイズ』『ハッピーフライト』などの矢口史靖監督の新作映画『ダンスウィズミー』(2019年夏公開)で女優デビューを果たしたシンガーソングライターのchayが、当初は「不安だらけだった」という矢口組の撮影を振り返った。

【写真】オフィス内での撮影風景

 2013年10月から2014年3月にかけて出演した「テラスハウス」で“まいまい”の愛称で、お茶の間で親しまれるようになり2015年より「CanCam」専属モデルを務めるなど活動の幅を広げるchay。矢口監督が初のミュージカルに挑戦する本作で、催眠術をかけられ、音楽を聴くといつでもどこでも踊り出す体になってしまったヒロイン・静香(三吉彩花)が新潟で偶然出会う、謎のストリートミュージシャン・山本洋子を演じている。

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 クランクイン前には「映画を観るのはすごく好きで矢口監督作品のファンでもあったのですが、自分に演技が向いていると思えなくて。わたしが思い描いていた映画の撮影現場は罵声が飛び交っているイメージで、演技初挑戦のわたしが入ったらどんなに怒られるだろう」と不安でいっぱいだったchay。しかし矢口監督からは「演技しようとしなくていい。そのままでいい」と思いがけない言葉をかけられ、のびのびと演じられたという。

左からchay、三吉彩花、矢口史靖監督、やしろ優

 またキャラクターの設定が同じミュージシャンだったこともあり、特に路上ライブのシーンではデビュー前の自身と重なる部分が大きかったようだ。「洋子の衣装やヘアメイクはまさにデビュー前のわたしそのもの。初めに撮影したのが路上ライブのシーンだったんですけど、わたし自身19歳のころから路上ライブを始めていたので懐かしく感じました。演じるというより、そのままのわたしという感じだったのでその意味では演じやすかったです。それに、洋子は似ていると言ったら危険ですけど(笑)、共感できる部分も少なくなかったです」

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 しかし、『スウィングガールズ』しかり『ハッピーフライト』しかり、矢口作品に登場する美女はいずれもどこか“ヘン”なところがあるのが特徴。chay演じる洋子もまた、かなり破天荒なキャラクターだけに、何もかも順調だったわけではなく大きな壁に直面することも。とりわけ苦戦したのが「叫ぶ」シーンだった。「『叫んでください』と言われても、人って生活の中で叫ぶことってそうそうないですよね。演技も未経験だったので大勢のスタッフに囲まれて叫ぶことに抵抗があって、リハーサルでもどうしてもできなくて……」と当時を振り返る。

 そんなchayを、矢口監督はユニークな方法で導いた。「まずは羞恥心というリミッターを外すところからスタートしようということになって、監督が “叫びレッスン”をしてくださったんです。監督をはじめスタッフが円陣を組んで、『ちゃんぽん食べたい!』『暑いんだよ!』『おなかすいた!』と口々に叫んでいって、一番最後にわたしが叫ぶんです」

 その結果、見事叫びのシーンをクリアすることとなり、chayは「さすがだと思いました!」と矢口監督の演出術に圧倒されていた。ちなみに劇中、三吉、やしろ優と3人で歌うシーンでは時折カメラ目線になり「chayになってるよ!」と指摘されることもあったと言い、「無意識なのが怖いです……」と反省の表情。ウエディングドレスでギターを弾く姿もあり、演技初挑戦の彼女がサプライズ満載の矢口ワールドでいかなる表情を見せるのか、期待が高まる。(取材・文:編集部 石井百合子)

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