「ジャングル・ブック」を独自のアプローチで映画化 アンディ・サーキスが語る製作秘話

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「ジャングル・ブック」をダークな世界観で描いたアンディ・サーキス監督

 作家ラドヤード・キプリングの名作小説「ジャングル・ブック」を実写化したNetflixオリジナル映画『モーグリ: ジャングルの伝説』より、監督・出演のアンディ・サーキスが、過去の映像化作品と本作の違いや得意とするモーションキャプチャーについて語った。

【動画】Netflixオリジナル映画『モーグリ: ジャングルの伝説』予告編

 「ジャングル・ブック」を原作とした映像作品は、1942年のゾルタン・コルダ監督版はじめ、ディズニーアニメーション、ジョン・ファヴロー監督版など数多く存在する。そんな中、サーキス監督は「(主人公モーグリの)アイデンティティーの探求という、エモーショナルな旅を描くという点で、他の『ジャングル・ブック』とは一線を画しています」と本作でのアプローチがこれまでの作品と異なることを告白。ジャングルで育てられた少年モーグリが、次第に自分が別の世界に属する者であることに気づき、アイデンティティーを探求していく過程に、本作の魅力を感じたという。

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 製作に取り掛かる際、サーキス監督は古くから語り継がれてきた作品を再構築するプレッシャーよりも、チャレンジ精神が勝っていたことを明かす。「どのような古典文学にも、再解釈の余地はたくさんありますが、『ジャングル・ブック』の原作を考察し、再解釈することも、とてもエキサイティングなことでした。私が受け取った脚本には、先ほど、私が話したような要素も含まれており、とてもパワフルだったのです。なので、プレッシャーというよりは、素材を新しく、フレッシュなものにするというチャレンジのほうが大きかったですね」

 サーキス監督といえば、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのゴラム役や、『猿の惑星』シリーズのシーザー役など、モーションキャプチャー俳優の先駆者としても知られている。本作では、クリスチャン・ベイルベネディクト・カンバーバッチといったキャストの表情や動作を読み取り、アニメーションで作成された動物の特徴的な動きを合わせた特殊な技術を採用したという。

 中でも監督は、ケイト・ブランシェットが演じるヘビ・カーのアニメーションが素晴らしかったと話す。監督は、「ヘビがいる木の中にケイトが登れる装置をつけて、下にいるモーグリと話せるようにしたんです。そのときに、彼女の頭の後ろにバーチャルなヘビの体を付けて、彼女がモーグリと話しているときに動くと、ヘビの体が木の中を動くようにしました」とモーグリとカーの会話シーンの撮影方法について説明。実際の映像では、木の中から特徴的である滑らかな動きで現れるカーを見事に表現しており、モーションキャプチャーを追求する監督本人も納得する出来栄えだったという。

 「ジャングル・ブック」をダークな世界観で描き、得意のモーションキャプチャーを採用し、キャストの表情や動作を生かした動物たちを登場させたサーキス監督。豪華キャストが演じた動物たちのリアルな動きと共に、少年モーグリが抱える葛藤とそれを乗り越えて成長していく姿に注目だ。(編集部・倉本拓弥)

Netflixオリジナル映画『モーグリ: ジャングルの伝説』は全世界独占配信中

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