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アルマゲドン日本公開から20年!こんなにあったぞ『アルマゲドン』シリーズ

一度は観たことある作品もあるかも?
一度は観たことある作品もあるかも? - Buena Vista Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ

 12日、映画『アルマゲドン』(1998)が日本公開から20年を迎えました。小惑星衝突から地球を救うため、命運を託された男たちを描いた本作は、今もなお愛される1本です。しかし、“アルマゲドン”と名のつく映画は本作だけではありません。今回は日本公開から20年を記念して、『アルマゲドン』と名のつく作品をいくつかご紹介します。(これから紹介する作品のタイトルに“アルマゲドン”と付いておりますが、オリジナル版とは関係のない作品となっております)

これぞ本家!マイケル・ベイ監督が描く男たちの熱きドラマ『アルマゲドン』

 地球に小惑星が衝突するという未曾有の危機を防ぐため、石油採掘のスペシャリスト14名が宇宙へ向かい、小惑星破壊を試みるベイ監督の傑作ディザスター。製作陣にはジェリー・ブラッカイマーJ・J・エイブラムス(脚本)といった大物も参加しており、ブルース・ウィリスベン・アフレックが地球の命運を託された男たちを熱演しました。

壊れかけの月を修復せよ!『アルマゲドン2007』(原題:EARTHSTORM)

 小惑星が衝突した月面の破片が地球に落下。地球滅亡の危機を回避するため、人類は宇宙へと向かい、磁力を利用して月の修復を試みます。宇宙飛行士でもないビルの解体師が、いきなり宇宙へと駆り出される展開はベイ監督のオリジナル版に影響を受けた(?)とも捉えることができます。トレーニング無しでも宇宙空間で活躍できてしまうビル解体師の驚異的な身体能力に驚かされます。

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地球衝突は避けられない!?『アルマゲドン2008』(原題:COMET IMPACT)

 2008年に大型彗星が大西洋に落下、津波によってアイルランドが壊滅してしまう。同じ脅威が1年後にも発生することを知った人類は、来たる衝突の日に備えて人々を安全な地へ避難させる計画を実行します。本作ではなんと、「彗星の地球衝突」が避けられない状態に……。宇宙へと繰り出さず、どのように人類を救うのか。その大胆な計画に注目です。

隕石衝突で地球の自転に異変が…『アルマゲドン2009』(原題:POLAR STORM)

 地球に巨大隕石が衝突した影響で磁気が発生し、自転に変化が現れます。地震や磁気が北極と南極が逆転する“転極”現象の前触れであることを知った人類は、自転軸を修正するために奮闘します。磁気によって人が感電死するなどツッコミどころ満載の本作。隕石衝突で起こる2次災害を描いたディザスター映画として楽しめる一本です。

隕石で汚染された水の恐怖『アルマゲドン2010』(原題:METEOR APOCALYPSE)

 地球に落下した隕石の破片が水を汚染し、被害者が続出。主人公デイビッドの妻と娘が軍に拉致されてしまうなど、世紀末感漂うストーリー展開が斬新で注目すべきポイント。どの作品でも人間ドラマは描かれていますが、本作では家族の絆などより人間ドラマが深く掘り下げられているのも特徴です。

サンフランシスコが危ない!『アルマゲドン2011』(原題:METEOR STORM)

 本作で隕石落下地点は、なぜかサンフランシスコのみ。サンフランシスコ湾がかつて落下した隕石で構成されていたなど、思わず「えっ?」と言ってしまうような展開も待ち受けていますが、隕石による破壊描写は秀逸。サンフランシスコにゆかりのある方であれば、どこかリアリティーを感じるかもしれない作品です。

ついに時空が絡む展開に…『アルマゲドン2012』(原題:QUANTUM APOCALYPSE)

 これまでの『アルマゲドン』作品は、どれも小惑星や彗星の衝突だけが描かれていますが、本作は「時空」も絡んでくる展開に。軌道から外れた小惑星が火星に衝突する可能性があることが発覚、原因を探るとなんとダークマター(暗黒物質)が出現していることも明らかに。「『アルマゲドン』ではないのでは……」という声も出てくるかと思いますが、SF要素が追加されたディザスター映画として見応えある一本です。

危機はまだまだ続く。『アルマゲドン2013』(原題:CAT. 8)

 「20xx」シリーズは、ついに2013年に突入。7年連続で地球に危機が訪れるという壊滅的な状況ですが、今回は人間自らが災いを呼ぶことに……。アメリカが開発した地球防衛システム実験の失敗で太陽嵐が発生。コロナガスがオゾン層を破壊し人類滅亡の危機に直面するなど、事態は悪化していきます。他の作品と比べ、CGの進化による迫力ある映像が見どころです。

地球を動かし隕石衝突回避!?『アルマゲドン2014』(原題:ASTEROID VS. EARTH)

 「超巨大地震で地球を動かそう!」なんて現実世界で思いつく人はいるでしょうか? 地球に飛来した隕石で香港が壊滅。人類の存続がかかった作戦は、核爆発で太平洋プレートを動かし、地球を移動することで衝突を回避すること。もちろん、簡単に成功することもなく、火山噴火など思わぬ事態に直面する一幕も。『アルマゲドン』シリーズで、最も大胆な作戦が展開される本作は、誰もが驚くような展開の連続です。

 この他にも、隕石衝突により人々がゾンビ化するさまを描いたホラー調の映画『アルマゲドン・オブ・ザ・デッド』(原題:SOLID STATE)や、2つの太陽が存在する異空間で描かれるSFパニック『シン・アルマゲドン』(原題:EARTHTASTROPHE)など、本家とはかけ離れた設定の作品が存在します。ベイ監督のオリジナル作品から20年、ここで『アルマゲドン』シリーズを網羅してみるのも面白いかもしれません。(編集部・倉本拓弥)

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