『マンダロリアン・アンド・グローグー』エンドロールに鬼才ギレルモ・デル・トロ監督の名前が登場する理由

映画『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』(公開中)のエンドロールには、『シェイプ・オブ・ウォーター』でアカデミー賞に輝いた鬼才ギレルモ・デル・トロ監督が「スペシャルサンクス」としてクレジットされている。デル・トロ監督と本作の関係について、彼と交流がある監督・脚本のジョン・ファヴローがスペインメディア「VANDAL」に明かしている。
これまで異形のクリーチャーを数多く手がけてきたデル・トロ監督は、『スター・ウォーズ』を愛してやまない名匠監督のひとり。中でも、犯罪王ジャバ・ザ・ハットをはじめとするハット族に対して強い関心があり、ジャバに関連した企画をルーカスフィルムと協力して検討していたとも言われている。
ファヴロー監督は本作の製作にあたり「デル・トロ監督とは多くの時間を過ごしました」と明かしており、デル・トロ監督の自宅でハット族の3Dモデルに色付けを行ったり、映画の編集カットを見せていたという。本作に登場するジャバの息子ロッタ・ザ・ハットは、他のハット族よりも筋肉質でパワフルな見た目が特徴的で、デル・トロ監督も新たなハット族のビジュアルに興味を示し、さまざまな提案・助言を行った。こうしたデル・トロ監督の協力を讃える形で、「スペシャルサンクス」にその名が刻まれることになった。
ファヴロー監督は、映画監督同士のつながりがSFファンタジーというジャンルにおいて「非常に寛大なもの」と語っている。「監督同士なら、お互いがどのような心境にいるかを理解しているので、非常に有益な形でアドバイスをくれたり、自身の経験に基づいた解決策を提案してくれるんです」
ちなみに、スペシャルサンクスにはデル・トロ監督だけでなく、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』を手がけたJ・J・エイブラムス監督、ドラマ「マンダロリアン」のエピソード監督&IG-11の声を担当したタイカ・ワイティティ監督、ドラマ「スター・ウォーズ:スケルトン・クルー」のショーランナーを務めたジョン・ワッツ監督など、シリーズにゆかりのあるクリエイターの名前が並んでいる。(藤田良太)


