セクハラ訴え解雇された米女優に10億円超の示談金

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エリザ・ドゥシュク - Paul Archuleta / FilmMagic / Getty Images

 米テレビドラマ「BULL/ブル 法廷を操る男」で弁護士J・P・ナネリーを演じたエリザ・ドゥシュクが、撮影現場でセクハラを訴えたところ解雇され、調停の結果、CBSから950万ドル(約10億4,500万円)の示談金が支払われていたと New York Times が報じた。(1ドル110円計算)

【写真】「BULL/ブル 法廷を操る男」

 エリザが同ドラマの3エピソードにわたっで演じたのは、ニューヨークで最強の刑事事件弁護士事務所のトップ。重要な役で、第2シーズンにレギュラーとして加わるオプションも契約に盛り込まれていたほどだった。しかし、撮影現場でブル役のマイケル・ウェザリーのセクハラ言動を上層部に告げ、本人にも不快であると伝えたとたん、レギュラーの話は消え、番組のストーリーから外されてしまったという。

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 示談が成立したのは今年1月で、ハーヴェイ・ワインスタインを糾弾する記事が The New Yorker などに掲載されてから、わずか3か月後。「#MeToo」運動が盛り上がり始めたころだ。今でこそ、このような訴えを起こされれば製作側は真剣に取り扱いそうなものだが、当時のCBSは彼女をいなくならせる方法を取り、彼女は黙って去ることを拒否したようだ。

 調停中CBS側は、エリザを悪く見せようとしたのか、撮影現場で彼女が悪態をついている映像が入っている本編からカットされた映像集を提出。これが逆にエリザ側の大きな助けになったそう。映像にはエリザが言っていたハラスメントがいくつか収められていたというのだ。CBSが自主的に提出した映像にハラスメントが映っていることを認識できなかったこと自体、大きな問題だとエリザ側の調査員はコメントしている。

 書類によると、マイケルは撮影中に性的ジョークを発したり、彼女の容姿について触れたりしたという。マイケル自身は「撮影中のセリフを使ってジョークを言っただけだった。エリザから僕の言葉やユーモアを不快に感じると言われたとき、僕は悪いことをしたと思い、すぐに謝った。今振り返ると、決して面白くないジョークで、不適切だったことが、より理解できる。エリザを傷つけたことをとても後悔している」と声明を出している。

 番組側は、彼女をレギュラーにしなかったことはセクハラの苦情とは一切関係ないとしているが、示談金は、契約通りレギュラーになっていれば支払われたであろう出演料に値する額だという。

 エリザは今年1月に、1994年の映画『トゥルーライズ』でアーノルド・シュワルツェネッガーの娘ダナを演じた12歳当時、スタントコーディネーターから性的虐待を受けていたことをFacebookで告白している。(澤田理沙)

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