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リーアム・ニーソン、除雪車で復讐!?『コールド・パシュート(原題)』6月公開

『コールド・パシュート(原題)』より
『コールド・パシュート(原題)』より

 『96時間』シリーズや『STAR WARS エピソードI/ファントム・メナス』などで人気のリーアム・ニーソンの主演映画『コールド・パシュート(原題)』が、6月より公開されることが決定した。2014年のステラン・スカルスガルド主演のアクションコメディー『ファイティング・ダディ 怒りの除雪車』(劇場未公開)をリメイクするもので、リーアムは模範市民賞を受賞するほど真面目な除雪作業員にふんする。

『スター・ウォーズ』のリーアム・ニーソン

 息子を殺された除雪作業員ネルズ(リーアム)の復讐劇が、思いもよらぬ方向に向かっていくさまを描く本作。舞台は静かな田舎町。ネルズは息子を麻薬過剰摂取の偽装で殺した麻薬王バイキングの組織に復讐するが、襲撃されたバイキングは、敵対するネイティブアメリカン麻薬組織の仕業と勘違い。2つのマフィアと警察を巻き込んだ騒動が勃発していく。

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コールド・パシュート
マジメな除雪作業員にふんするリーアム

 リーアム演じるネルズが除雪キャリアで身に付けた土地勘と体力を駆使し、素手、銃、そして除雪車などあらゆる手段で、一人また一人と敵を殺していくアクションシーンのほか、入り乱れる強烈なキャラも見もの。健康志向の麻薬王、見かけ倒しの金髪モヒカンチンピラ、年間100泊でモーテルの清掃員をナンパするギャング、依頼を密告する殺し屋、恋愛体質の中年マフィア幹部、殺人事件にテンションがあがる田舎の警官ら、クセモノキャラが顔を見せる。

 共演に『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のローラ・ダーン、『オリエント急行殺人事件』のトム・ベイトマン、『デイ・アフター・トゥモロー』のエミー・ロッサムら。監督は、ベルリン国際映画祭コンペティション部門に出品された『アウト・スティーリング・ホーセズ(英題) / Out Stealing Horses』でも注目を浴びるノルウェーの鬼才ハンス・ピーター・モランド。2014年に手掛けた自身の作品をセリフリメイクする。

 本作は2月8日より全米で公開され3位の発進。12か国で初登場ナンバーワンを記録している。(編集部・石井百合子)

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