桜田通、福田麻由子の芝居に驚愕「いい刺激をもらった」

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キャスト陣の熱演が見どころ - (左から)桜田通、福田麻由子

 俳優の桜田通が5日に都内で行われた映画『』初日舞台あいさつに出席し、ヒロインを演じた福田麻由子の役への入り込み方に驚くとともに、その姿に刺激を受けた様子を見せた。この日は笠松将高橋朋広監督も来場した。

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 本作は、解散したバンドを再結成させるために元ボーカルの慎平(桜田)が奔走するさまを描き出した青春映画。ステージに立った桜田は「やっと初日です。(舞台あいさつが終わるまで)あと30分、僕たちが何事もやらかさなければ映画が公開されます。公開したら、後は映画を観た皆さまのものになるので、お願いします」とちゃめっ気たっぷりにあいさつし、会場を沸かせる。

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 福田演じる恋人のゆかりは、病的なほどに慎平にのめりこみ、金銭的に彼をバックアップするという役どころ。福田と初共演となる桜田は「リハーサルをやったときに、福田さんがリハの段階じゃないレベルの芝居をやっていて。ちょっとひきました」と冗談めかして語るも、「リハからここまでの芝居で来るのなら、本番は本当に大変なことになるだろうなと。そこからいい刺激や影響をもらって、より深く慎平に向き合おうと思ったんです。リハの時間をこのメンバーで過ごせたことが、この映画が良くなった秘訣だと思います」と誇らしげな顔を見せた。

 一方の福田は、「映画を観ていただいたら分かると思いますけど、だいぶアクが強い女の子の役だったので。リハーサルで一回冒険して、失敗しないとできないなと思って。だから泣きわめいたりしたんですけど……どうしたんだろ?」と笑みを浮かべた。

 それほどまでに役に入り込んでいた福田に対して、撮影現場では距離が縮まらないなと感じていたという桜田。「だから仲間になれたな、友だちになれたなと思ったのは、(3月14日の)完成披露試写会の日ですよ。その時までの福田さんはどこか“ゆかり”でしたから」と振り返ると、「この間、福田さんのインタビュー記事を読んでいたら、どうやら僕の書いていたTwitterを、さかのぼれるだけ全部読んでいたと。しまいには僕が果物と一緒に写っている写真を見ただけで『いいわぁ』みたいなところまでゆかりを持っていったと書いてあって。それですべて裏がとれたと思いました」と笑ってみせる。

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 そんな作品だけに、桜田は「この映画は、監督たちの伝えたいメッセージが大きくて、重たい」と感じたという。混じりけのない純粋なメッセージを伝えるために監督が何度も何度も編集をやり直したこと、そんな魂を込めた映画が届くことが喜ばしいといったことをひと言ひと言かみ締めるように、せつせつと訴えかける桜田。その言葉をしみじみと聞いていた高橋監督は、感激した様子で「完成披露試写会の時もグッときたけど……後で抱きしめていいですか?」とコメントし、会場を沸かせた。(取材・文:壬生智裕)

映画『ラ』は公開中

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