横浜流星、背中を押してくれた両親の言葉

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映画『チア男子!!』で主演を務めた横浜流星

 連続ドラマ「初めて恋をした日に読む話」でヒロインの恋の相手・ピンク頭の高校生“ゆりゆり”を演じ、大きな反響を呼んだ俳優・横浜流星。そんな彼の最新作が、直木賞作家・朝井リョウによる小説を実写化した映画『チア男子!!』(5月10日公開)だ。頑張る人の背中を押すというチアスピリット。横浜自身も「前に進む勇気」をもらった大切な思い出があるという。

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 『チア男子!!』で横浜が演じるのは、柔道一家に生まれ、幼少期から柔道に打ち込んできた青年・ハル。けがをきっかけに柔道から離れていたなか、親友のカズから男子チアリーディング部創設を提案され、ハルは新たな道に一歩を踏み出す。

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 横浜自身も芸能界に進む際には「すごく悩んだ」と述懐する。華やかな世界である一方、仕事としていくには先が見えない怖さもある。「一生食べていくには、とてつもなく大変な世界。大学に進学してそのまま一般的な仕事に就くんだろうなと思っていた」と当時を振り返る。そんなとき特撮ドラマ「烈車戦隊トッキュウジャー」のレギュラーが決まった。

 約1年間という長い時間、役柄と作品に向き合う機会を得たことによって、横浜は俳優という仕事の魅力を強く感じた。そして安定志向に傾いていた気持ちが大きく揺れた。「ちょうど大学に進むかどうかの時期で、学業と両立するか、それとも俳優一本でいくか、一人で悩んでいたのですが、答えがなかなか出なかったんです」

 そんな横浜の背中を押したのが両親の言葉だった。「親に相談すると『自分が選んだ道に責任が持てるなら、思い切りやった方がいい』と言われたんです。その言葉はスッと入ってきました」

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 大きく揺らいでいた横浜の気持ちはこの言葉で固まった。「この先、なにが起こるかはわからないけれど、いまは芝居が楽しいし、その気持ちに嘘はつきたくなかった」と俳優の道に進むことを決断する。「両親の言葉がなかったら、大学へ進んでいたと思う」としみじみ語っていた。

 そこからも決して順調な道のりではなかったという。「『トッキュウジャー』が終わってから半年ぐらいはなにも仕事がなかった。正直自分の進んだ道が正しかったのか疑心暗鬼になったこともありました」しかし「自分が進んだ道に責任を持つ」という言葉は、横浜の心を奮い立たせた。「やれることをやろうと思い、たくさんオーディションを受け、ワークショップにも通いました。いろいろな演出家のお芝居を学んで、映画もたくさん観ました」

 こうした地道な努力を続けることで、舞台の仕事が舞い込む。その後も、徐々に仕事は増えていき、2017年~2018年にかけて、出演映画の公開が続いた。さらに2019年は『愛唄 -約束のナクヒト-』、そして本作で主演、さらに前述した連続ドラマ「初めて恋をした日に読む話」でも共感を呼ぶ演技を見せ、知名度はぐっと上がった。

 両親の応援によって一歩前に進むことができた横浜。本作の持つ「誰かの背中を押すことが自分の力になる」というメッセージには「強い共感を覚える」と述べると「応援してくださる方々のおかげで、俳優という仕事は成り立っている。そういった人たちのために、これからも頑張っていきたいです」とさらなる飛躍を誓った。(取材・文:磯部正和、写真:高野広美)

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