子供から大人へ「ストレンジャー・シングス」少年少女が新シーズンで迎える変化

ダファー兄弟と子供たち その関係はもはや家族だ
ダファー兄弟と子供たち その関係はもはや家族だ

 ファン待望の最新シーズンの配信がスタートした、ストリーミングサービス大手Netflixオリジナルシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」を企画したマット・ダファーとロス・ダファー兄弟が、新シーズンと、シリーズのこれからを語った。

【動画】「ストレンジャー・シングス」キャストが日本体験!

 謎のクリーチャーがうごめく“裏側の世界”とつながった、1980年代のアメリカの田舎町で起きる奇怪な事件と、少年少女のノスタルジーあふれる青春物語が融合した本作。現在35歳のダファー兄弟にとって、舞台となる80年代の記憶は色濃くはないが、劇中の描写ではリアリティーを重視している。

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 「僕らが『グーニーズ』(1985)や『スタンド・バイ・ミー』(1986)を観ていたころ、映画のなかの子供たちはリアルで身近な存在に見えていました。だから、今の子供たちが、(ドラマの中の)キッズの会話をリアルに感じられるかは、すごく大切にしています」というロス。一方で、彼らが子供時代に出会った、スティーヴン・スピルバーグジョン・カーペンター作品で描かれた80年代の情景も大きな影響を与えている。「ノスタルジーの部分についていえば、僕らに絶大なインパクトを与えた映画体験から生まれていますね。ほとんどの作品をVHSで観ていたんですよ」

 シーズン3では、このころ隆盛を極めたショッピングモールが重要な舞台となる。昨年、セットを訪ねた際、モール内に設置された映画館には、兄弟がチョイスした『オズ』『ザ・スタッフ ゾンビのデザート』『ダリル/秘められた巨大な謎を追って』など、1985年に上映されていた映画のタイトルが並んでいた。「ちょうど、アメリカ独立記念日の7月4日を出すことも決めていたから、大好きな『バック・トゥ・ザ・フューチャー』も入れることができました。偶然だったけど、すごく嬉しかったな」(ロス)

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 その言葉の通り、今回の時間軸は、主人公たちが高校生となる直前の夏休み。過去のシーズン以上に「子供時代との別れ」がキーワードになっている。「今回は、まさに『変化』についてのシーズンです。メンバーの多くは、次のステージに行こうとしている。『ダンジョンズ&ドラゴンズ』みたいなゲームはもうしないんだってね。一方で、みんながなぜ大人になりたがるのか? 理解できないキャラもいる」とロスが語ると、マットが「大人になる時に誰もが経験することです。興味の対象が変わり、それぞれが違う道を歩き出すなかで、それまでの友情を保てるのか? というのが一つ大きなテーマになっています」と補足する。

 メインキャラクターを演じる子役たちもすっかり大きくなり、伸びた手足は大人のよう。彼らとダファー兄弟は「本当に家族のような関係」だ。「僕らが、彼らの成長を兄弟のように見守っているような感じですね。成長する、大人になるという体験は、とてもエモーショナルでチャレンジングなものだと思う。僕らはそれを、撮影現場でリアルタイムで体験しているんです。そうした変化は誰もが通るものだから、それに抗うべきであるというふうには考えていない。その変化にどう向き合うのか? (シーズン3では)それを掘り下げようと思いました」(マット)

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 キャストたちが大人になるにつれて気になるのは、やはり、シリーズの“終わり方”。世界中にファンを持つシリーズだけに、どこまで続くのか、ダファー兄弟も具体的に決めていないというが、ロスがキャストとも話しているのが、「必要以上に引き伸ばしたくはない」ということだ。「だからといって、いきなり終わるようなこともしたくない。つまり、すごく自然に着地させたいということなんです。大きな構想はありますが、具体的にそれをどう落とし込んでいくのか、そして何話をかけてやるのかは、まさに今考えているところです」。(編集部・入倉功一)

Netflixオリジナルシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シーズン1~3は独占配信中

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