のん『この世界の片隅に』今夜放送!声優は?実力派ずらり

何度観ても感動
何度観ても感動 - (C) こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会

 女優・のんが主人公の声優を務め、超ロングランヒットを記録したアニメーション映画『この世界の片隅に』(2016)が、今夜21時からNHK総合で地上波初放送される。作品や声優について、まとめて紹介する。

【画像】のん、すずの姿を完全再現!

■どんな作品?

 こうの史代の同名漫画が原作の『この世界の片隅に』は、広島・呉に嫁いだ主人公・すず(声:のん)が次第に激しくなる戦禍の中で、日々の暮らしに工夫を凝らしながら懸命に生きる姿を温かいタッチで描いた感動作。目を覆いたくなる戦争の残酷さに触れながらも、アニメーションならではの比喩表現や、周囲から「ぼーっとしている」と言われるマイペースで優しい主人公すずのどこか抜けたキャラクターが、作品全体に明るさをもたらしている。

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 アニメーション制作は、テレビアニメ「坂道のアポロン」「ユーリ!!! on ICE」などのMAPPAが担当。監督・脚本は、『マイマイ新子と千年の魔法』などの片渕須直が務めている。

 クラウドファンディングで一般から制作資金を集めた作品としても知られ、2016年11月に劇場公開されてから2年半以上たった今でも劇場上映が行われている。日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞、仏・アヌシー国際アニメーション映画祭長編部門審査員賞の受賞など、国内外で高評価を得た異例のロングラン映画で、柔和な歌声が作品の世界を包み込むコトリンゴの音楽も注目された。

■声優はだれ?

 アニメ映画の主演声優に初挑戦したのん。すずの柔らかなキャラクターと、のんの丸みのある声が見事にマッチし、その好演は「ほかには考えられない」とラブコールを送った片渕監督だけでなく、多くの観客に絶賛された。劇場公開時のインタビューでのんは、「ボーッとしているといわれる設定には共感しました(笑)」とすずについて語り、「トボけた感じも必要ですけど、すずさんの魅力でもある力強さ、しっかりした意志がちゃんと見えるようにと思いながら演じました」とこだわった部分を明かしている(2016年11月14日シネマトゥデイ掲載のインタビューより)。

 すずを囲む魅力的なキャラクターの声優には、実力派が集結。すずの夫・北條周作役は、「ちはやふる」綿谷新役などの細谷佳正。すずの小学校の同級生・水原哲役は、「涼宮ハルヒの憂鬱」古泉一樹役などの小野大輔

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 周作の姉・径子役は、元キャンディーズの“ミキちゃん”こと藤村美樹の娘で劇団青年座に所属する女優・尾身美詞。径子の娘・晴美役は、『アナと雪の女王』で幼いアナの日本語吹き替えを担当した稲葉菜月

 周作の父・円太郎役は、ディズニーアニメや実写映画・ドラマの日本語吹き替え実績も豊富な牛山茂。周作の母・サン役は、「彼氏彼女の事情」芝姫つばさ役などで知られ、ナイロン100℃の劇団員である女優・声優の新谷真弓

 すずの妹・すみ役は、「HUNTER×HUNTER」ゴン=フリークス役などの潘めぐみ。すずの兄・要一役は大森夏向。すずの父・十郎役は、「∀ガンダム」フィル・アッカマン役などの小山剛志。すずの母・キセノ役は、劇団青年座に所属する女優・声優の津田真澄。すずの祖母・森田イト役は、『風の谷のナウシカ』大ババ役などの京田尚子

 道に迷ったすずを助ける白木リン役は、「天才てれびくん」シリーズ(NHK教育テレビ)のてれび戦士としても活躍した女優・岩井七世が演じている。

■別バージョンって?

 今年の年末には、『この世界の片隅に』の別バージョンで、約30分の新場面が加わった『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』が公開される。もともとは2018年12月公開の予定だったが、想定以上に制作時間を要することがわかり、公開時期を延期。予定から1年後の12月20日の公開に向けて、鋭意制作中だ。

 『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』で追加されるのは、遊郭に迷い込んだすずと出会う同世代の女性リンとの交流を描いた、昭和19年秋から昭和20年春にかけてのエピソードが中心。戦時下の日常を生きるすずの想いがより深く描かれる。

 主要声優キャスト・スタッフは変わらず、音楽も引き続きコトリンゴが担当する。

 また、来週8月10日(土)21時からは、片渕監督とMAPPA制作によるアニメーションを使った特集番組・NHKスペシャル「#あちこちのすずさん」も放送される。(編集部・小松芙未)

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