親友のためにどこまでできるか…究極の友情を描いたケイシー・アフレックら出演作がお披露目

第44回トロント国際映画祭

ガンに侵されたニコール役のダコタ・ジョンソン - Courtesy of TIFF

 現地時間6日夜、第44回トロント国際映画祭でガンに侵された妻とその夫、そして全てを犠牲にして彼らを支え続けた親友の姿を描いた映画『ザ・フレンド(原題) / The Friend』 のワールドプレミアが行われた。夫婦役のケイシー・アフレック(『マンチェスター・バイ・ザ・シー』)&ダコタ・ジョンソン(『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』)、彼らの親友役のジェイソン・シーゲル(『ザ・マペッツ』)の演技とケミストリーが光る感動作だ。

【画像】『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』での大胆な演技も話題になったダコタ・ジョンソン

 マシューとニコールのティーグ夫妻と、彼らの親友デインの15年にわたる関係を描いた本作。ニコールがガンと診断された時、彼女の看病と2人の娘たちの世話で押しつぶされそうになっていたマシューを見兼ねて、デインは住み込みでのサポートを申し出る。一時的なつもりで始めたことだったがその期間は1年、2年と延びて、デインは自身の仕事や恋人を犠牲にすることに……。マシュー・ティーグ本人がEsquire誌に寄稿した2015年の体験記を、女性監督ガブリエラ・カウパースウェイトが映画化した。

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 映画はマシュー、ニコール、デインが共にした15年を前後しつつ描くことで、彼らの稀有な友情の物語を美しくひもといていく。マシューとデインの掛け合いをはじめユーモアに満ちている一方で、監督がマシューの記事を読んで「彼が悲しみと怒りをどう語っているかという点に心を動かされた。それは彼が常に抱えていたものだから」と感じたと語る通り、深い悲しみと怒りもそのまま映し出され、涙なしには観られない。

 この日の舞台あいさつにはダコタ、ジェイソン、カウパースウェイト監督らに加えて、マシュー・ティーグも登壇した。自分の人生は二の次でティーグ家に尽くしたデインの近況について、マシューが「デインは幸せ。最近、結婚したんだ。素晴らしい女性とね。彼は今も僕の親友だ」と報告すると大きな拍手が贈られた。カウパースウェイト監督は「明日の朝、ぜひ友達に連絡を取ってみて」と観客に友達を大切にしてと訴えていていた。(編集部・市川遥)

第44回トロント国際映画祭は現地時間15日まで開催

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