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佐藤勝利&高橋海人、厳しかった高校時代の思い出

キラキラしている
キラキラしている - (C) 2019日本テレビ/ジェイ・ストーム

 「下着は白のみ着用可」「ポニーテール禁止」など理不尽に生徒を締め付ける校則に青春を歪められた女子を救うため、“ブラック校則”に立ち上がる男子高校生の友情と恋を描く映画『ブラック校則』で主演を務める Sexy Zone佐藤勝利と、共演した King & Prince高橋海人が、自らの高校時代を振り返った。

『ブラック校則』本予告【動画】

 『ブラック校則』は、日本テレビの深夜ドラマ「シンドラ」枠と動画配信サービスHulu、そして11月1日に公開される映画とで、それぞれに物語が展開するという青春学園物語。佐藤が演じるのは、存在感のない男子高校生の小野田創楽で、高橋ふんするのが空気を読まず予測不能な行動をとる月岡中弥だ。

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 佐藤と高橋はJr.時代から距離の近かった同じ事務所の先輩後輩であるだけでなく、「実は母校も同じ高校で、学校はとてもルールが多かったんです。作品中にも登場する染毛許可書提出というのもありました」と佐藤が振り返ると、「でも『男女は1メートル以上は離れる』っていうのはめっちゃ面白くない?」と、高橋は実際に存在する校則に驚かされたそうだ。佐藤は、「でも僕らの高校でも、登下校はそうだったよね」と続けるから、彼らの母校がフィクションの世界とそう遠くなかったのは確かなよう。

 高橋もそのことを覚えていて、「登下校は男子と女子が別々に行動することが決められていて。今回の作品では共感する面がたくさんありました」と同意する。また佐藤は「確かに役づくりに適した高校生活だったので、共感しかないです。僕らは芸能コースのある学校を選び、校則を知りつつ入学したので、劇中のキャラクターの気持ちとは違いますけど」と自身と照らし合わせて役柄を捉えたと答える。

 そんな作品づくりは、まだ演技経験の浅い高橋には新鮮だったようで「社会的に問題視されるブラック校則というものを、どうやってコミカルな作品に仕上げるんだろう? と。脚本が上がってくるたび、ああ今回はこういう問題をこんな風に取り上げるんだ! と脚本が配られるのが楽しみだったんです」と「セトウツミ」の此元和津也によるオリジナル脚本を絶賛した。

 その横で佐藤も「ただしゃべっているだけで高校生の日常って面白いし、なんかいいなと思える。そんな魅力的なところをつくりこむのではなく、ごく自然に出せたらいいなと思っていました」と高橋とのバディ感を大切に演じたことを明かす。Sexy Zone とKing & Prince、グループを超えた新たなバディ誕生なるか。(取材・文/浅見祥子)

※高橋海人の「高」は「はしごだか」が正式表記

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