宮崎駿のアイデアが凝縮!ジブリ美術館の新企画展示、約640点公開

「手描き、ひらめき、おもいつき」展~ジブリの森のスケッチブックから~の展示物
「手描き、ひらめき、おもいつき」展~ジブリの森のスケッチブックから~の展示物 - (C)Museo d'Arte Ghibli(C)Studio Ghibli

 15日、三鷹の森ジブリ美術館の新企画展示『「手描き、ひらめき、おもいつき」展~ジブリの森のスケッチブックから~』のマスコミ向け内覧会が行われ、16日のスタートに先駆けて、館内に展示される模型・立体物・映像作品を含む約640点の全貌が明らかになった。この日は、美術館館長の安西香月氏と画家の井上直久氏によるトークショーも行われた。

第一回目の企画展示のテーマ『千と千尋の神隠し』【画像】

 「手描き、ひらめき、おもいつき」展は、これまで実施された企画展示の創作過程や建物の構想を、宮崎駿監督が描いたスケッチや文章をもとに紐解いていく内容。展示室・第一室では、第一回目の「千と千尋の神隠し展」をはじめ、宮崎監督が携わった過去の企画展示をキャプションや展開図で見ることができる。第二室では、美術館自体にフォーカスし、建物完成までに描かれたイメージやメモ、美術館の構造がわかる立体模型が展示されている。

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ジブリ美術館
ジブリ美術館の構造が一目瞭然!立体模型

 安西館長は、「(展示では)上手くいかなかった絵や、宮崎監督からダメ出しを受けた文章も並べられています」とコメント。今回の展示には隠れテーマがあるようで、「子供たちが展示を通して、大人が失敗して悩みながら、一生懸命に取り組む姿勢がおかしいことではないと、少しでもわかってもらえたらと思います」と熱心に語った。

 館長の言葉通り、展示物には宮崎監督が修正したキャプションやイラストが多数見られる。どの企画展示にも監督の細部にわたるこだわりが満載で、第二回目の企画展示「天空の城ラピュタと空想科学の機械達展」ブースでは、9枚にわたる企画書や作業をリスト化した一覧表などが展示されており、監督の熱意が伝わってくる。

ジブリ美術館
ジブリ美術館・館長の安西香月氏(左)と画家の井上直久氏(右)

 宮崎監督と親交が深い井上氏は、展示について「宮崎監督の素晴らしいアイデアが、宝石の原石のように会場の至る所に散りばめられているんです」と絶賛。「監督の求めるものの高さと、自分の大好きな人たちを大事にしたいという思いを今回の展示から感じました」と感想を述べていた。

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 今回の展示ではその他、『となりのトトロ』に登場するねこバスに乗って遊んだ気分を味わえる展示物や、「天空の城ラピュタと空想科学の機械達展」の会期中に公開された「空想の空飛ぶ機械達」(約6分)が特別上映される。(取材・文:編集部・倉本拓弥)
 
『「手描き、ひらめき、おもいつき」展~ジブリの森のスケッチブックから~』は、2019年11月16日~2021年5月(予定)まで開催
※入場は日時指定の予約制(翌月入場分チケットは毎月10日より全国のローソンで発売)

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