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アカデミー賞国際長編映画賞、日本代表『天気の子』は落選

第92回アカデミー賞

映画『天気の子』より
映画『天気の子』より - (C) 2019「天気の子」製作委員会

 米映画芸術科学アカデミーが現地時間16日、第92回アカデミー賞国際長編映画賞(旧外国語映画賞)の候補10作を発表した。

【動画】「魅惑的」「ゴージャス」と称賛された『天気の子』アメリカ版予告

 93か国から出品された(最終的に投票資格を得たのは91作品)中で激戦を勝ち抜いたのは、カンヌ国際映画祭での受賞をはじめとして下馬評の高かった韓国の『パラサイト 半地下の家族』、スペインの『ペイン・アンド・グローリー(英題) / Pain And Glory』、フランスの『レ・ミゼラブル』など。日本代表として出品されていた新海誠監督の『天気の子』は残念ながら候補に残らず、『万引き家族』(是枝裕和監督)に続き2年連続でのノミネートとはならなかった。なお、『天気の子』は長編アニメ映画部門にもエントリーされており、この部門でノミネートとなるか期待される。

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アカデミー賞国際長編映画賞部門の候補作10作は以下の通り。

『パラサイト 半地下の家族』(韓国)
『ペイン・アンド・グローリー(英題) / Pain And Glory』(スペイン)
『レ・ミゼラブル』(フランス)
『アトランティック(英題) / Atlantics』(セネガル)
『ザ・ペインテッド・バード(英題) / The Painted Bird』(チェコ)
『トゥルース・アンド・ジャスティス(英題) / Truth and Justice』(エストニア)
『ゾーズ・フー・リメインド(英題) / Those Who Remained』(ハンガリー)
『ハニーランド(英題) / Honeyland』(北マケドニア)
『コーパス・クリスティ(英題) / Corpus Christi』(ポーランド)
『ビーンポール(英題) / Beanpole』(ロシア)

 この中から最終候補作5作が選ばれ、ほか部門のノミネーション作とともに来年1月13日に発表される予定だ。(編集部・市川遥)

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