窪田正孝との出会いのオーディション「主人公がいた」三池崇史監督振り返る

窪田正孝と三池崇史監督
窪田正孝と三池崇史監督

 俳優の窪田正孝が25日、外国特派員協会で行われた映画『初恋』試写会&記者会見に三池崇史監督と共に出席。ドラマ「ケータイ捜査官7」で主演・監督としてタッグを組んでからの約10年の変化について互いに語り合った。

【写真】窪田正孝のかわいい笑顔!(会見の様子)

 本作は、三池監督がオリジナル脚本で挑んだ“三池流”ラブストーリー。歌舞伎町を舞台に、余命わずかと診断された天才プロボクサーのレオ(窪田)と、ヤクザに追われる少女・モニカ(小西桜子)が、数奇な運命をたどる姿が描かれる。

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 三池監督がオーディションで窪田を見出してから約10年。「この10年、共に止まる間もなく回り続け、映画を作る現場にいる。その間に窪田くんはずいぶん出世し、僕は年を取った。神様は冷たいな」と会場を笑わせると、窪田は「当時19歳だった僕は、右も左もわからず、ひたすら『芝居が届け!』という気持ちでやっていました」と当時を振り返る。

 続けて窪田は「三池監督はサングラスも柔らかくなり、鋭利なものが丸くなった。少し緊張することがなくなって、しゃべりやすくなりました」と変化を述べていたが「でも現場に入れば監督と一役者という関係性でしかない。そうそうたる役者さんが三池監督とやりたいと思える魅力的な現場。最初にその現場を与えてもらえたので、違う現場に行くと三池監督の遠さを改めて感じるんです」としみじみと語っていた。

 10年前に窪田がオーディションで抜てきされたように、本作ではヒロインとして劇場映画2作目となる新人の小西が起用された。三池監督は「オーディションは演技をしてもらって、その人の可能性を見る場でもありますが、自分にとっては、ドアから入ってきたときに『いた』という人と出会えるかどうか」と前置きすると「10年前にオーディションで窪田くんを見たとき『この番組の主人公がいた』とホッとした。小西さんは技術的にはまだこれからですが、この作品のために存在していた人だと思えた」と小西の起用理由を説明する。

 窪田は、小西のデビュー作『ファンシー』(公開中)でも共演しているが、「10年やってきて知らない間に芝居の答えを技術で出すようになってしまっていました。監督の演出にしっかり応えようとする彼女の姿に心が洗われ、10年前の自分を思い出しました。小西さんが10年たったとき、追い越されないようにしなければ……と強く感じました」と気を引き締めていた。(磯部正和)

映画『初恋』は2月28日より全国公開

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