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劇場版『ウルトラマンタイガ』は全部が見どころ!無観客イベントでファンにメッセージ

無観客でのイベント開催となったなか、ファンにメッセージを送ったキャスト陣
無観客でのイベント開催となったなか、ファンにメッセージを送ったキャスト陣

 ウルトラマンシリーズ最新作『劇場版ウルトラマンタイガ ニュージェネクライマックス』の完成披露上映会が27日、都内で行われ、井上祐貴(工藤ヒロユキ役)、諒太郎(宗谷ホマレ役)、吉永アユリ(旭川ピリカ役)、七瀬公(霧崎役)、本作のメガホンをとった市野龍一監督が登壇。新型コロナウイルス感染症の影響から無観客でのイベント開催となったが、井上は「(本作は)全部が見どころ」とファンに向けてメッセージを送った。

ウルトラマンが勢ぞろい!【イベント写真】

 2013年放送の「ウルトラマンギンガ」から7年間にわたって続いている“ニュージェネレーションヒーローズ”が全員集結する本作。タイガの父・ウルトラマンタロウも登場し、闇に堕ちたタロウとタイガの親子が戦うという意外なストーリーが展開する。

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 本作を「すごく忙しい内容」と表現した井上は、「ニュージェネレーションヒーローズとしてやってきた中で、それぞれのファンが『ああっ』ってなれるシーンがきちんと組み込まれている。ひとつに絞れない。全部が見どころ」とアピール。劇場版では、ウルトラマンレイガに変身したが、「ものすごく嬉しいと同時に緊張感も湧いた。ただ、撮影の日が近づくにつれて、徐々にかっこよくやってやるぞという気持ちになった」と振り返った。

 また、この日は急きょ無観客イベントとなったが、井上は「今日は『皆さんありがとうございます』って本当は言いたかった」と残念そうな表情。「でもこういう形になったのは仕方がないなと思います。みんなが健康でいられるのが一番。賢明な判断だったと思います」と主催の判断に理解を示し、「その分僕たちが頑張ってタイガの魅力を伝えられれば」としみじみと語った。

 七瀬も「残念な気持ちがあるんですけど、ウルトラマンは人の命を守る存在。ここでこういう英断をしたことはウルトラマンとして当然だと思います。この状況をがっかりせず、みんなに楽しんでいただけるよう頑張ります。中止にならないだけでも良かったです。ここに立てたことが嬉しい。みんながっかりしないでほしい」と発言。市野監督も「不安を持ったまま映画を観ると気持ちよく楽しめないと思います。そういうのをない状態で後日改めて楽しんでもらえたら」と来られなかったファンに呼び掛けた。

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 終盤には、「ウルトラマンギンガ」礼堂ヒカル役の根岸拓哉が登場し、本作へエールを送る一幕も。「7年前自分らがやっている時はこんなにもヒーローが集まるとは思わなかった。ニュージェネレーションの集大成的作品に参加できたのは嬉しい」と笑顔を見せた根岸は、「お客さんがここにいるのを望んでいたけど、仕方がないです。僕らはファンの方々がいてウルトラマンを作ってくることができた。これからももっともっとウルトラマンを盛り上げていきたいです」と話していた。(取材・文:名鹿祥史)

『劇場版ウルトラマンタイガ ニュージェネクライマックス』は3月6日より全国公開

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