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『人狼ゲーム』最新作、初の男性主人公で秋公開!運営側に初フォーカス

小越勇輝
小越勇輝 - (C) 2020「人狼ゲーム」製作委員会

 桜庭ななみ土屋太鳳が主演を務め、若手俳優の登竜門としても知られる人気シリーズの最新作『人狼ゲーム デスゲームの運営人』が、今秋に公開されることが決まった。主演を務めるのは、ミュージカル「テニスの王子様 2nd season」やテレビドラマ「弱虫ペダル」などの小越勇輝。シリーズ初の男性主人公となる。

【画像】桜庭ななみ主演のシリーズ第1作!

 「人狼ゲーム」の劇場版8作目となる今作は、人狼ゲーム運営側に初めて焦点が当たり、“村人”と“人狼”となってだまし合う心理戦と、敗者が容赦なく殺戮されていくソリッドシチュエーションに加えて、参加者側と運営側の二重構造の頭脳戦が展開する。

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 小越は何作も続いている人気作に参加し、主演することを「とても幸せ」と喜び、「僕自身が映画初主演、運営側にスポットが当たる、男性が主演を演じるのは初めて、と初が沢山」と語る。「ドキドキとわくわくとそれ以上に背負うもの、プレッシャーを凄く感じています」と心境を明かしたが、「監督をはじめ、スタッフの皆さん、キャストの皆さんと力を合わせて、心のキャッチボールをしながら、自分たちにしかできない今回の人狼ゲームを表現できたらと思います」と意気込んでいる。

 監督を務めるのは、シリーズの原作者である川上亮。脚本も手掛けて、本作で監督デビューを飾る。小越と川上監督のコメント、ストーリーは下記の通り。(編集部・小松芙未)

主演・小越勇輝のコメント

映画『人狼ゲーム』、何作も続いているこの作品に参加できること、その作品で主演を務めさせて頂けること、とても幸せです。僕自身が映画初主演、運営側にスポットが当たる、男性が主演を演じるのは初めて、と初が沢山の今作、ドキドキとわくわくとそれ以上に背負うもの、プレッシャーを凄く感じています。ですが、自分一人だけが頑張る、作る作品ではないので、背負うものは背負いながらも川上監督をはじめ、スタッフの皆さん、キャストの皆さんと力を合わせて、心のキャッチボールをしながら、自分たちにしかできない今回の人狼ゲームを表現できたらと思います。
今作は今まで触れられてこなかった運営側がフォーカスされます。人狼ゲームをやっている側の緊迫感ももちろんですが、初めて触れられる主催者側の緊張感、人間模様を感じてもらえたらと思います。正宗として心のひだを敏感にこの作品に挑んでいきますので、楽しみにして頂けると幸いです。

川上亮監督のコメント

本作は「違法ギャンブルの対象となっている殺戮『人狼ゲーム』の運営側の下っ端が参加者の中に知っている相手を見つける、彼女を勝たせるためにほかの運営人たちと観客たちをあざむいてゲームの流れを操作しようと奮闘する」という非常にアクロバティックな内容です。僕自身がいわゆる「デスゲームもの」大好きな人間なのですが、そんな自分が心から「好きだ!」「観たい!」と思える要素をこれでもかとそれでいてーー破綻のないようにーー詰めこみました。
気に入っている点はふたつ。ひとつ目はもちろん複雑に入り組んだ物語展開です。主人公の正宗は論理的な思考と泥臭い手段を用い、ヒロインにルールを破らせることで「彼女がルールを守った上で勝つ」可能性を上げようとします。ちょっとなにを言っているかわからないかもしれませんが、百聞は一見にしかず。参加者側と運営側、二重構造の頭脳戦にぜひ震えてください。ゾクゾクするような興奮を味わってください。
ふたつ目は主人公である正宗の状況と行動、そして想いから生まれる「切なさ」です。
彼はその少女と過去にほんの少しの間、一緒に過ごしたことがあるだけです。彼女が彼のことを覚えているかどうかすら定かではありません。それでも彼は彼女のために命を賭けます。それが彼にとって必要なことだから……。主人公とヒロインが最初から最後まで顔を合わせることがない(かもしれない)、これはそんな物語です。ぜひ彼に共感してください。全編にわたって胸を締めつけられてください。こんな無茶苦茶な主人公の心理に、主演の小越勇輝さんは素晴らしい説得力を与えてくださっています。
説教くさいテーマを語るつもりはありません。この作品は時代を描こうとしているわけでも人を描こうとしているわけでもありません(観た方がなにかを感じとってくださったなら、もちろんそれはうれしいですが)。ただひたすらエンタメを追求した結果がここにあります。見終わったあとにただ一言、「あーおもしろかった」とつぶやいていただけたなら幸いです。

ストーリー

命がけの人狼ゲームーー。参加者はネット上や「拉致」によって集められ、勝敗は富裕層による非合法な賭博の対象となっている。その現場で「運営人」のひとりとして働く正宗(小越勇輝)は、いつものように参加者を運び、機材のチェックを行い、そしてーー絶望した。参加者の中に、自分が過去に家庭教師バイトとして教えたことのある女子高生、夏目柚月が含まれていたからだ。
「彼女を救いたい。運営本部に殺されてもいい」そう考えた正宗は同僚の運営人・琥太郎の助言を得ながら、参加者全員の役職や人狼の襲撃先、「つくべき嘘」といったアドバイスを必死で柚月に伝えようとしていく。「ほかの運営人や観客に気づかれてはならない」という究極の制限の下、「特定の参加者」を勝利に導くことは可能なのかーー?

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