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ピーター・ジャクソンのWETAデジタルがアニメ部門設立

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ピーター・ジャクソン監督
ピーター・ジャクソン監督 - Frazer Harrison / Getty Images

 1993年にピーター・ジャクソン監督と仲間が設立したWETAデジタルが、新たにアニメ部門を設立することになったと、Indiewireなど複数メディアが報じている。

【動画】ピーター・ジャクソン監督『彼らは生きていた』予告編

 WETAデジタルは、ジョージ・ルーカスのインダストリアル・ライト&マジックと共に、世界を代表するVFX制作会社。これまで映画『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ、『猿の惑星』シリーズ、『デッドプール』などを手掛け、現在は『アバター』の続編にも関わっている。

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 そんなWETAデジタルが、今度はアニメ部門を設立し、ジャクソン監督と長年の共同製作・脚本パートナーで、妻のフラン・ウォルシュと共に、独自の映画やテレビシリーズを製作できる権限を持つことになった。さらに、『ホビット』シリーズ、『アバター』でシニア視覚効果監修を務めたジョー・レッテリの協力を得て、製作を進めていく予定。

 今回の決定についてジャクソン監督は「僕らは、あらゆる形態のアニメ物語のファンです。しかし、(上映時間が)長かったり、(撮影時間が)長引いたり、しばしば制作費もかかるのが映画製作です。そのモデル形態を変え、何ができるかを示す機会を与えられないフィルムメイカーや脚本家たちに門戸を開くこと、それがこの会社を設立した理由の一部です」とコメントしている。

 これにより、新型コロナウイルスの影響で加入者を増やしている Netflix、Amazonプライム・ビデオ、ディズニー+、HBO Max などのオンライン動画配信サービス会社は、WETAデジタルとタッグを組むことで、それぞれの自社のアニメプラットフォームを拡張し、さらなる加入者を呼び込むことができるのではないかと見込んでいるようだ。

 今のところ、どんな新作アニメを手掛けるかは語られていないが、ジャクソン監督がスティーヴン・スピルバーグ監督と手掛けたアニメ『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』の待望の続編や、製作が滞っているロバート・ロドリゲス監督の『アリータ:バトル・エンジェル』の続編などにも、いずれ関わるのではないかと見られている。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

ピーター・ジャクソン監督『彼らは生きていた』予告編 » 動画の詳細
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