イギリス発!音楽映画の秀作『カセットテープ・ダイアリーズ』本編映像

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 イギリスの青春・音楽映画の秀作『カセットテープ・ダイアリーズ』(公開中)から、主人公の高校生ジャベドがブルース・スプリングスティーンの音楽と衝撃の出会いを果たすシーンが公開された。

【動画】『カセットテープ・ダイアリーズ』本編映像

 イギリスの田舎町ルートンで暮らすパキスタン移民のジャベドは、音楽と詩を書くことが好きな少年。閉鎖的な町で受ける人種差別や、保守的な親に価値観を押し付けられるうっくつとした生活から抜け出したくてたまらない。しかしそんなある日、そうした全てのモヤモヤをふっ飛ばしてくれるスプリングスティーンの音楽と出会い、彼の人生は大きく変わり始める……。

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 今回公開されたのは、スプリングスティーンの1984年の大ヒットアルバム「ボーン・イン・ザ・USA」の一曲で、MVをブライアン・デ・パルマが監督したことでも話題になった名曲「ダンシン・イン・ザ・ダーク」を使用した場面だ。ジャベドが友人に借りたカセットテープを再生すると「ダンシン・イン・ザ・ダーク」が流れ出し、彼はこの曲で歌われているのは“自分の人生そのもの”だと雷に打たれたような衝撃を受ける。

 監督・脚本を務めた『ベッカムに恋して』のグリンダ・チャーダは、その衝撃の瞬間を、イギリスを混乱に陥れた1987年10月の大嵐の夜に設定。「閉鎖された街で、将来が全く見えない状況で彼は歌詞を聞いて突然、人生に価値を見いだすの。考え方を大きく転換するところには、古いものの破壊と新しいものの創造がある。だからこそ、この嵐なの」。さらにジャベドの周りに歌詞が湧き出てくる印象的な演出については、「本作は言葉の持つ意味についての映画でもあるし、それはジャベドの人生にとっても重要なポイントになってくる。ブルースの歌詞、言葉というものをしっかりと観客に聴いて、見てほしいし、意味も感じてほしかった。だから全部ではないけど言葉を出すことにしたの。歌詞はある意味、映画の一部、脚本の一部でもあったわ」と語っている。

 原作はガーディアン紙で定評のあるジャーナリスト、サルフラズ・マンズールの回顧録で、彼の人生を鮮やかに変えたスプリングスティーンの名曲の数々が多数使われている。(編集部・市川遥)

映画『カセットテープ・ダイアリーズ』は公開中

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