『人数の町』中村倫也、初恋破れる?子役とキュートなやりとり

『人数の町』の公開記念リモート舞台挨拶に出席した中村倫也
『人数の町』の公開記念リモート舞台挨拶に出席した中村倫也 - (C) 2020「人数の町」製作委員会

 俳優の中村倫也が5日、都内で行われた、主演映画『人数の町』の公開記念リモート舞台挨拶に出席した。この日は、女優の石橋静河、監督・脚本の荒木伸二、本作で映画初出演となった、子役の吉田萌果も登壇した。

【画像】中村倫也『人数の町』リモート舞台挨拶

 『人数の町』は、河瀬直美(瀬は旧字体)監督を審査員長に迎え、2017年に発表された第1回木下グループ新人監督賞で、241本の中から準グランプリに選ばれた話題作。世の中に居場所のない主人公・蒼山(中村)がたどり着いた、簡単な労働と引き換えに衣食住が保証される奇妙な「町」。深く考えずに労働を受け入れれば、何不自由なく暮らせる「町」での時間をすごす蒼山の生活が、妹を探しに町に来た女性と出会ったことで、変化していく。

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 本作が長編監督デビューとなった荒木監督は「12日間、ずっと撮影をしていました。まるで戦争みたいな日々だったので、どのシーンという印象よりも、“ここを撮影したら、次! 次!”という感じで、ドンパチやって次行くぞ、その連続でした。なので、“なんか楽しいぞ”という瞬間(を感じる)よりも、戦いのような日々でした。充実していましたが、本当に濃かったですよね~」と撮影を述懐。簡単に言い表せない魅力に満ちた本作について「ほっこりしたりとか、そういう瞬間があるわけでもない(映画です)。だけどおかしみがあるようなところはあって、そこを凝縮して撮った作品でもあります」とまとめてみせた。

 また、Twitterでつのった質問に答えるコーナーでは、「ルールがわからないものに挑戦するとき、バイブル(説明書)は熟読するタイプなのか、実戦で試していくタイプなのか」という質問に、中村、石橋、荒木監督がそろって「実戦派!」と回答する一幕も。「こういう仕事をしていると、そういう場面に出くわすことが多い」という中村に、荒木監督は「それ、ルールだったんだ、って後からわかることも多い」と笑顔。中村も「やってみてから考えるみたいなところがありますね」と明かしていた。

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 その後、子役の吉田が花束を持ってサプライズ登場。荒木監督に花束が渡されると、本作がモスクワ国際映画祭、バンクーバー国際映画祭の正式招待作品として選出されたことが発表され、会場は拍手に包まれた。

目で会話する二人

 登壇した吉田が「こんにちわ。末永モモ役の吉田萌果です。5歳です。好きな色は桃色です。よろしくお願いいたします」と挨拶すると、中村が声マネで「将来はお金持ちになります」とふざけてみせる場面も。その後、目で会話をする中村と吉田を見たMCから「ほんとは(花束を)どっちに渡したかったの?」と質問された吉田は、しばらく考えた末に「石橋静河さんです」と回答。これに石橋が「胸を射抜かれました。ありがとう!」と感激する一方で、花束をもらえなかった中村は「僕の初恋は今、やぶれました。やさぐれようと思います」とこぼしつつ、豚のモノマネで吉田を笑わせ「主役の顔を見て笑う。パワーバランスがわかりますね」とコメントし、会場の笑いを誘っていた。

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 最後に中村は「いろいろな作品に関わらせてもらって、(自分が感じたことなどを)考えてコメントする場面もたくさんあります。でも、この作品は、それぞれの反応、感じること、記憶に残るポイント、家に帰って思い出すポイントが違ってくる作品です。この映画を観ることは、お金と時間を払っていただいて、ゲットした自由だと思うので、何度か思い返しながら、楽しんでいただければと思います」とあいさつ。続けて吉田を見ると「萌果が僕を見て笑っています。バカにされているのかな? 萌果もなんか言う? え? 無視ですね。ありがとうございます」と最後まで、かわいらしいやりとりを繰り広げていた。(西村重人)

映画『人数の町』は新宿武蔵野館ほか全国公開中

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