知ってた?アニメ映画の興行収入トップ10をふり返り

308億円の大ヒット『千と千尋の神隠し』
308億円の大ヒット『千と千尋の神隠し』 - (C) Studio Ghibli / Disney / Photofest / ゲッティイメージズン

 本日10月22日は、一般社団法人日本動画協会(AJA)が制定したアニメの日。公開中の『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の記録的なヒットを含め、日本ではさまざまなアニメーション作品が愛されてきた。ここでは、アニメーション映画の国内歴代興行収入トップ10を振り返りたい。(数字はすべて興行通信社調べ)

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 1位は、308億円という驚異的な数字をたたき出したスタジオジブリ作品の『千と千尋の神隠し』(2001)。これは、アニメーション作品だけでなく、実写作品も含めた歴代の興行収入ランキングの1位に約19年間君臨し続けている。本作は、第75回アカデミー賞の長編アニメーション賞を受賞し、地上波で初放送された2003年には、46.9%の高視聴率を獲得するなど記録づくしの作品となっている。

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 2位は、アレンデール王国家の姉妹エルサとアナの真実の愛を描いた、2014年日本公開の『アナと雪の女王』(255億円)。エルサが歌う「レット・イット・ゴー~ありのままで~」が社会現象となり、劇場では、本編を観ながら劇中歌を合唱するイベントが行われ、多くの熱狂的なファンを生んだ。

 夢の中で入れ替わってしまう高校生・瀧と三葉を描く新海誠監督の『君の名は。』(2016/250.3億円)が3位に。美しい空や街の描写や、映像と親和性が抜群なRADWIMPSの楽曲の数々が口コミで話題となった。また、昨年7月に公開された新海監督の『天気の子』も141.9億円と大ヒット。7位にランクインしている。

 4位以降は、『ハウルの動く城』(2004/196億円)、今年劇場上映が話題となった『もののけ姫』(1997/193億円)、『崖の上のポニョ』(2008/155億円)とスタジオジブリ作品が続く。

 昨年11月に公開された『アナと雪の女王2』が、唯一、続編作品として8位とトップ10入りした。エルサの持つ不思議な力のルーツを紐解く物語が展開。空前の大ヒットとなった前作で期待値が上がるなか、133.5億円と好成績を残した。

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 9位は、スタジオジブリの『風立ちぬ』(2013/120.2億円)。宮崎駿監督が、長編作で初めて実在の人物を主人公にした作品で、庵野秀明が主人公の声優を務めた。スタジオジブリ作品が、10位以内に5作品と圧倒的な人気と誇っており、宮崎監督の新作となる『君たちはどう生きるか』に期待が高まるばかりだ。

 10位は、2003年公開の『ファインディング・ニモ』で、興行収入110億円を記録。2016年には続編『ファインディング・ドリー』も公開され、東京ディズニーシーには、映画に登場する人気のキャラクターたちが登場するアトラクションもあるなど人気を博している。

 2019年6月には、大手シネコンなどが、アルバイト人件費を中心とした運営コストの上昇や各種設備投資への負担が増えたことなどを理由に、映画鑑賞料金の値上げを実施。近年では、IMAXや4DX上映など料金形態も異なる上映も増えており、公開された年や状況を含め、数字だけで比べることができないことも。しかし、多くの人がアニメーション作品に魅了されてきたことだけは間違いないはず。今後も、映画館で素晴らしい作品に出会えることを楽しみに映画館に足を運びたい。

 なお、10月22日は、日本初の長編カラーアニメーション映画『白蛇伝』(1958)が公開された日である。(編集部・梅山富美子)

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