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篠原涼子、不倫愛描くドラマで主演 「金魚妻」Netflixで21年配信

篠原涼子
篠原涼子

 不倫愛を題材にした黒沢Rの漫画が篠原涼子主演でドラマ化、2021年にNetflixで全世界配信されることが10日、明らかになった。篠原が演じるのは、誰もがうらやむ華やかな生活を送る一方で夫の暴力に苦しみ、ある男性と一線を超えていく主婦。篠原は「お話を頂いて、私自身演じた事の無い役柄でもございましたので、挑戦させて頂くという思いで出演させていただく事になりました。お家時間のお供にNetflixを観ているので、自分が出演出来るのは本当に嬉しいです。新しい生活様式の中で、改めて不変的な想いを作品を通して伝えて行けたら思います」とコメントしている。

【写真】篠原涼子、初の朝ドラ!ビジュアル

 動画配信サービスNetflixが、フジクリエイティブコーポレーションと共に企画・製作する本作。原作は、グランドジャンプめちゃ(集英社)で連載中、累計220万部を超える同名漫画。今年は主演ドラマ「ハケンの品格」13年ぶりの続編で凄腕の派遣社員を熱演し、初の朝ドラ出演となる「おちょやん」ではヒロインの奉公先である芝居茶屋の女将を好演する篠原が、禁断の不倫愛を描くドラマに挑む。篠原演じる主人公・平賀さくらは、ある事故をきっかけに夢を諦め、美容室を経営する夫と結婚。下町に隣接する高層タワーマンションの最上階で今は専業主婦として、誰もが羨む華やかな生活を送る一方で、夫から言葉と身体への暴力を受けながらも家を出る事ができず、そんな自身を金魚鉢の中で泳ぐ金魚に重ねている。そんなある日、金魚をきっかけにある男性と出会い、ありのままの自分を受け入れてくれた彼への思いを抑えられなくなっていく。

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 監督を、ドラマ「問題のあるレストラン」(2015)、「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」(2016)などの並木道子、脚本を、映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』(2018)、ドラマ「おじさんはカワイイものがお好き。」(2020)などの坪田文が務める。撮影は、映画『Diner ダイナー』(2019)などの相馬大輔

 中野利幸 (プロデューサー/フジテレビ)、坂本和隆(エクゼクティブ・プロデューサー/Netflix コンテンツ・アクイジション部門ディレクター)のコメントは下記の通り。(編集部・石井百合子)

Netflixオリジナルシリーズ「金魚妻」は2021年、Netflixにて全世界同時配信予定

中野利幸 (プロデューサー/フジテレビ)
 原作の女性の繊細な心情に寄り添いつつ、エロティックな描写に魅了されましたが、地上波での映像化は難しいと思っていました。今回、Netflixと組むことで性描写などにも躊躇なく挑戦できそうなので、素晴らしい化学反応が起きると信じています。「ラスト・シンデレラ」等でご一緒した篠原涼子さんとも、また仕事が出来て光栄です。とてもエッチなラブロマンスをご期待ください。

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坂本和隆(エクゼクティブ・プロデューサー/Netflix コンテンツ・アクイジション部門ディレクター)
 日常生活の中でさまざまな環境変化が起きる現代、人間関係における向き合い方も変化してきているのではないでしょうか。本作では新たな視点・価値観の混在が魅力のひとつでもあります。並木道子監督や撮影にお迎えする相馬大輔さんが美しい映像表現と複雑な人間ドラマに挑戦されることでどのようなアンサンブルを織り成すか、今から心待ちにしております。

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