土屋太鳳、女優人生もサバイバル「なんとか生き残ってきた」

 世界190か国に配信されるNetflixのオリジナルシリーズ「今際の国のアリス」で、山崎賢人(「崎」は「たつさき」)とともにダブル主演を務めた土屋太鳳。謎のサバイバルゲームに挑む孤独なクライマーのウサギにふんし、抜群の身体能力を駆使して躍動する姿が活写される。「わたし自身もオーディションというサバイバルの中で戦ってきた」という土屋が、本作に込めた思いとともに、あふれんばかりのアクション愛を熱く語った。

土屋太鳳、タンクトップ姿が凛々しい!【場面写真】

 本作は、麻生羽呂の人気コミックを、『キングダム』『図書館戦争』シリーズなどの佐藤信介監督が実写ドラマ化したサバイバルアクション。同じクライマーとして敬愛していた父を亡くして以来、孤独に生きてきたウサギ(土屋)は、突然放り込まれた謎の世界“今際の国(いまわのくに)”で、それまで曖昧に生きてきたアリス(山崎)と出会い、生き延びるために“げぇむ”という謎の仕掛けに挑む。

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勝つか負けるかのサバイバルは女優人生と重なる

土屋太鳳

 出演オファーを受けて、「フィクションの中にリアルを感じた」という土屋。「ウサギたちは、勝つか負けるか、2つの選択肢の中で翻弄されていきますが、日常を見渡してみても、そういう場面って少なからずありますよね。例えば、わたしたちのような役者の仕事で言えば、オーディション。毎回、受かるか受からないかという狭き門で、なんとかここまで生き残ってきた。そういう意味では、似ているところがあるかもしれません」と物語に自身の女優人生をなぞらえる。

 さらに土屋は、Netflixのスケールの大きさに“世界”を痛感した。「Netflixは色々な価値観が交錯する国際的な表現の場。日本のルールだけで製作されるわけではないところに世界を感じました。スケジュールも約5か月間という長い時間をかけて撮影するので、共演者やスタッフとさまざまなことを確認したり、話し合ったり、コミュニケーションをしっかり取ったうえで、役に入り込んでいけるので、すごく演技に集中できましたね」と述懐。「あとはセットやロケのスケール感。渋谷の街がリアルに再現されたことも驚きでしたが、高速道路をまるまる借り切って撮影するなんて、本当に信じられませんでした」と目を丸くする。

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運動神経抜群の土屋が苦戦したこと

土屋太鳳

 アクションシーンに関して土屋は、「撮影自体はハードというより楽しかった」と語っているが、高速道路のトンネルを激走したり、マンションをクライミングしたり、はたまた猛獣と戦ったり、ここ一番の場面ではキレッキレの身体能力を見せつける。特に激流にのまれまいと必死に逃げる本気走りは見応え十分。「いつもは、早く走りすぎるとカメラが追いつけずピントが合わないので、スピードをセーブするのですが、今回は全速力で走ることを要求されたのでガチで走りました。自分で言うのもなんですが、『走れる人でよかったー!』って心から思いました。今でも高速道路を通ると記憶が蘇るほど。本当によく走りました!」と笑顔で振り返る。

 ただ、そんな身体能力に優れた土屋でも、クライミングだけは、かなりてこずった様子。「クライマーのウサギをイメージして体を絞り込んだので、見え方はある程度近づけたのですが、クライミングの技術だけは本当に難しくて、わたしには無理だなと思いました。その過酷さを身に染みて体感したので、来年の東京オリンピックは、クライミングの選手たちを全力で応援したい!」とエールを送る。タンクトップ姿も凛々しく、クライミングシーンも十分さまになっていたと思うのだが……アクションに対してリスペクトを忘れない発言は、実に土屋らしくてほほ笑ましい。

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アクションにどんどん挑戦したい

 子供のころからアクション映画やドラマが大好きだったという土屋。「ヒーローものから始まって、『子連れ狼』で殺陣の魅力に取り憑かれ、映画は『新少林寺/SHAOLIN』や『ラスト サムライ』『チョコレート・ファイター』などが大好きで何度も見返しています」と思いをめぐらす。

 本作で再び心に火が着いた土屋は、今後もアクション作品に「どんどんトライしたい」と目を輝かせる。「ただやみくもに戦うのではなくて、誰かの命を守るためにとか、誰かを危機から救い出すためにとか、アクションに熱い感情が乗せられる作品がいいですね。その分、戦うシーンも盛り上がるので」と夢を膨らませていた。(取材・文:坂田正樹)

Netflixオリジナルシリーズ「今際の国のアリス」は配信中

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