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賀来賢人、トーマス劇場版の声優に「運命なんじゃないか」

賀来賢人
賀来賢人

 俳優の賀来賢人が8日、都内スタジオで行われた『映画 きかんしゃトーマス おいでよ!未来の発明ショー!』の公開アフレコイベントに来場し、オファーを受けたときの気持ちを振り返った。また、女優の榮倉奈々との間に第2子が誕生したことを祝福されると、「ありがとうございます」と笑顔を見せる一幕もあった。

【写真】賀来賢人が演じるケンジ

 2020年に原作出版から75周年を迎えた「きかんしゃトーマス」シリーズ最新作となる本作は、トーマスたちが暮らすソドー島で“未来の発明ショー”が開かれる中、大事件が起こるさまを描き出す。日本からきた世界最速の超特急・ケンジのボイスキャストを賀来が、悪だくみの仲間ながらも本当はみんなの役に立ちたいと願う機関車・サニーのボイスキャストを、ジャルジャル後藤淳平が担当することになった。

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 二人はこの日が初対面。まずは後藤の印象について質問された賀来は「ずっとテレビで活躍されていて。それこそ番組を観ていたので、なんか初めましてな感じがしないというか。勝手に1回ぐらい会ったことあるような気がしています」と語ると、後藤も「僕もドラマや映画を観させていただいていて。子どもも大ファンなので、パパがトーマスに出るのと同じくらい、賀来さんとお仕事するということで、子どものテンションもあがっていましたね」と続けた。

ジャルジャルの後藤淳平と賀来賢人

 本作のオファーを受けたときの気持ちを質問された賀来は、「僕も小さい頃からトーマスを観て、育ちました。子どもができて、またトーマスを観る機会があったんですが、このたび日本から来たケンジという役のオファーをいただいて。そしてそのケンジの顔が何か僕に似ているなと思って。見れば見るほど、これは運命なんじゃないかという思いです」と振り返った。

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 またアフレコで苦労した点について質問されると、「普段は自分の体や表情、プラス声を使っての表現なので、やっぱり難しかったですし、録音した自分の声を聞かせていただくのも、少し変な感じがして。自分の声しか聞こえないし。でもだんだんやっていくうちに、のっていって。どんどんケンジのキャラクターに馴染(なじ)んでいったんですけど、やっぱりプロの声優さんの声を聞くと、すごい技術だなと感心します。僕ももっと声優の経験をして、レベルアップしたいなと思いました」と振り返った。

 そして最後に、子どもたちへのメッセージを求められた賀来は、「ずっとトーマスを観て思うのは、仲間と助け合うということ。今回、ケンジが日本から来るんですけど、よそもののケンジをみんなが受け入れるんですよね。そういう受け入れる気持ちというのは、小さいことかもしれないですが、大事なことだと思うんです。そういうことをトーマスから学んで気がするので、お子さんには、映画を楽しみつつ、そういう部分を持ち帰ってもらえたらうれしいですね」とコメントし、さらに「(子どもの)映画館デビューはまだ1回しかしていないですが、次の映画はトーマスで決まりかなと思っています。楽しみです」と笑顔で付け加えた。(取材・文:壬生智裕)

『映画 きかんしゃトーマス おいでよ!未来の発明ショー!』は3月26日より全国公開

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