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岡村隆史『妖怪大戦争』令和版でも小豆洗い役!前作妖怪キャスト出演

夜道怪役の遠藤憲一、小豆洗い役の岡村隆史、大首役の石橋蓮司、雨降小僧役の荒俣宏
夜道怪役の遠藤憲一、小豆洗い役の岡村隆史、大首役の石橋蓮司、雨降小僧役の荒俣宏 - (C)2021『妖怪大戦争』ガーディアンズ

 寺田心が主演を務める映画『妖怪大戦争 ガーディアンズ』(夏公開)の新キャストが発表され、お笑い芸人の岡村隆史が、前作『妖怪大戦争』(2005)に続いて、妖怪・小豆(あずき)洗い役で出演することが明らかになった。「小豆洗いは僕自身」と語る岡田は「この役は絶対に渡さへんぞ」という気持ちで、役に挑んだと語っている。

子役時代の神木隆之介にノックアウト!前作『妖怪大戦争』

 岡村ふんする小豆洗いは、特に何をするでもなく、ひたすら風呂桶に入った小豆を水洗いしているだけの妖怪。しかし、物語の重要な局面にはなぜか必ず顔を見せており、前作でも、クライマックスで予想外の活躍を見せた。続投について岡村は「『妖怪大戦争』にはずっと続いてもらって、小豆洗いだけは毎回必ず出てきて、「小豆洗いといえば岡村だな」と言ってもらえるように、小豆洗いという妖怪をもっともっと磨き続けていきたいと本気で思っています」と目標を掲げている。

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 岡村のほかにも、前作で大天狗を演じた遠藤憲一が、妖怪・夜道怪(やどうかい)役で出演。放浪する僧の姿をした、子供を連れ去るとされている妖怪だが、強面に反して実は優しく、キメ台詞を言おうとすると必ずせき込み、結局何が言いたかったのかわからないという茶目っ気も。パンダのような白塗りメイクで、アクの強い妖怪役に挑む。

 さらに、ベテラン俳優の石橋蓮司が、前作と同じく妖怪・大首(おおくび)役で出演。また、製作総指揮に名を連ねる作家で妖怪研究家の荒俣宏は、雨が降った時に現れる雨降小僧(あめふりこぞう)を演じる。雨降小僧は、世界妖怪会議・ヤミットの議長でありながら、会議中はずっと眠っているという役どころだが、荒俣は「『日本は妖怪だ』ということを世界に広めたい」と気合十分だ。

 本作は、突如として出現した巨大妖怪獣の進行を止めるため、伝説の妖怪ハンターの血を継ぐ小学生・渡辺兄(寺田)が、妖怪たちと大冒険に旅立つアドベンチャー。主人公・兄(ケイ)をとりまく妖怪キャストとして、狐面の女役で杉咲花、狸の総帥・隠神刑部(いぬがみぎょうぶ)役で大沢たかお、ぬらりひょん役で大森南朋、姑獲鳥(うぶめ)役で安藤サクラ、猩猩(しょうじょう)役で大倉孝二、天狗役で三浦貴大、雪女役で大島優子、天邪鬼(あまのじゃく)役で赤楚衛二、茨木童子(いばらきどうじ)役でSUMIREが出演。前作に続いて、三池崇史監督がメガホンを取る。今回発表された妖怪キャストのコメント全文は以下の通り。(編集部・入倉功一)

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岡村隆史/小豆(あずき)洗い役

前作と同じ役で出演させていただきましたが、小豆洗いは僕自身だと思っているので、「この役は絶対に渡さへんぞ」という気持ちで挑みました。撮影現場では三池監督の言うことだけを聞き、反時計回りに小豆を洗うということのみ、一生懸命やっています。前作の時は右も左もわからないままでしたが、この約15年の間に日本アカデミー賞で優秀助演男優賞をいただいたこともありましたし、前回よりも自信を持って小豆を洗わせていただいています。とにかく現場に入ったら、小豆と向き合うことを心がけていましたね。小豆洗いのビジュアルも前回よりパワーアップしていて、手の特殊メイクで小豆がさらに洗いやすくなったり、僕が薄毛の治療をしていることを加味していただいているのか、髪もちょっと増えています。
『妖怪大戦争』にはずっと続いてもらって、小豆洗いだけは毎回必ず出てきて、「小豆洗いといえば岡村だな」と言ってもらえるように、小豆洗いという妖怪をもっともっと磨き続けていきたいと本気で思っています。

遠藤憲一/夜道怪役

今回は、顔の中で言うと目しか出ていないので、ほかの誰がやってもいいと思ったのですが、そういうものではないらしいのです。ですので精一杯、妖怪の気持ちになって演じました。
そして風呂敷で何かを背負っています。写真でもうお気づきと思います。よいこの皆さんは真似をしちゃいけませんよ。私は妖怪だからできたのですよ。

荒俣宏/ヤミット議長・雨降小僧役

役柄はヤミットの議長ですが、妖怪としては江戸時代の「雨降小僧」を演じています。雨が降った時に出てくる、大したことはしない妖怪ですね(笑)。今回は撮影中ずっと寝ている役だったので、どんな現場だったかまったくわかりません(笑)! しかし、ひしひしと感じるものはあって、悪夢を見るぐらい面白そうな印象がありました。僕にとって『妖怪大戦争』とは、自分が行くならこういう世界がいいなというところを実現している作品です。現実よりも遥かに面白く、そして多分安全だと思います。
本作で、「日本は妖怪」だということを世界に広めたいですね。妖怪は、モンスターのように強くもなく、お化けのようにしつこくもなく、いつか消えてしまうようなか弱い存在なんだけど、人間を支援したりいろんなことをしてくれる「友達」なんです。ただし、人間がおもてなしの心を忘れるとしっぺ返しを食らいます。そういう点では自然と同じなんですね。そうした自然や人間が住んでいるこの世界を想定して、映画での妖怪の世界はひとつの理想郷です。

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