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注目俳優・奥平大兼、日本映画批評家大賞の新人賞を受賞!

奥平大兼
奥平大兼

 昨年公開された映画『MOTHER マザー』で注目を浴びた奥平大兼が、第30回日本映画批評家大賞の新人賞を受賞したことが明らかになった。

【写真】奥平大兼『MOTHER マザー』でスクリーンデビュー!

 『日日是好日』などの大森立嗣が監督した『MOTHER マザー』は、自堕落な母と暮らす17歳の少年が追い詰められ、殺害事件を引き起こすまでを追うサスペンス。長澤まさみがシングルマザー役、本作がスクリーンデビュー作となった奥平が母親に翻弄(ほんろう)される息子を熱演した。

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 『MOTHER マザー』の演技で、第44回日本アカデミー賞新人俳優賞、第63回ブルーリボン賞新人賞、第94回キネマ旬報ベスト・テン新人男優賞と新人賞を総なめする勢いの奥平。ドラマ「恋する母たち」(TBS)やドコモのWEBムービーに出演するなど活動の幅を広げている注目若手俳優の一人だ。

 奥平は受賞について、「これまでいただいた賞と同じように僕がこんな賞をいただいていいのか、という気持ちはありますが、このように映画批評家の方々に評価していただけることはすごく嬉しいですし、今後の役者活動の糧になりました。そして今回、演技経験のない僕を選んでくださり、僕に演技のことを教えてくださった監督・キャスト・スタッフの皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。他の作品でも来年、再来年とまた違う賞を受賞できるように頑張ります」と喜びのコメントを寄せている。

 なお、授賞式は、新型コロナウィルスの感染防止対策を取りつつ、5月31日に東京・新宿文化センターの大ホールにて開催される予定だ。(編集部・梅山富美子)

第30回日本映画批評家大賞主な受賞者・作品は以下の通り

作品賞:『星の子
監督賞:大九明子(『私をくいとめて』)
主演男優賞:中村梅雀(『山中静夫氏の尊厳死』)、津田寛治(『山中静夫氏の尊厳死』)
主演女優賞:のん(『私をくいとめて』)
助演男優賞:宇野祥平(『罪の声』)
助演女優賞:浅田美代子(『朝が来る』)
新人男優賞(南俊子賞):奥平大兼(『MOTHER マザー』)、宮沢氷魚(『his』)
新人女優賞(小森和子賞):服部樹咲(『ミッドナイトスワン』)、佳山明(『37セカンズ』)、吉本実憂(『瞽女 GOZE』)
新人監督賞:内山拓也佐々木、イン、マイマイン』、HIKARI『37セカンズ』、佐藤快磨泣く子はいねぇが

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