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『ラーヤと龍の王国』が首位デビュー!同時配信で上映拒否の劇場も

全米ボックスオフィス考

映画『ラーヤと龍の王国』より
映画『ラーヤと龍の王国』より - (C) 2021 Disney. All Rights Reserved. (C) 2021 Disney and its related entities

 先週末(3月5日~3月7日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、ディズニー・アニメーション映画『ラーヤと龍の王国』が興行収入850万2,498ドル(約8億9,276万円)で首位デビューを果たした。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル105円計算)

【画像】こうして『ラーヤと龍の王国』は生み出された!ビジュアル集

 東南アジアの国々や文化にインスパイアされ、戦うヒロイン・ラーヤを主人公にした本作。コロナ禍の措置として、劇場公開と同時に「Disney+(ディズニープラス)」でも30ドル(約3,150円)のプレミア料金を支払えば鑑賞できるようになった。しかし The Hollywood Reporter によると、アメリカ第2位の映画館チェーン・シネマークなどは、同日配信に関するディズニーによる補償が不十分だとして、『ラーヤと龍の王国』の上映を拒否。そのことが、オープニング興収が伸び悩んだ理由の一つとされている。

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 3位には、デイジー・リドリートム・ホランドが主演を務めたディストピアSF『カオス・ウォーキング(原題) / Chaos Walking』が興収377万5,350ドル(約3億9,641万円)で初登場した。批評家から絶賛されている『ラーヤと龍の王国』とは違い、こちらは厳しいレビューが集まっている。

 バスケットボール部の高校生を主人公にしたドラマ『ブギー(原題) / Boogie』は興収120万165ドル(約1億2,602万円)で4位デビュー。収容人数の制限はあるものの、約1年ぶり再開となったニューヨークの映画館での稼ぎが同作の興収の20%を占めた。(編集部・市川遥)

3月5日~3月7日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(初)『ラーヤと龍の王国』
2(1)『トムとジェリー
3(初)『カオス・ウォーキング(原題) / Chaos Walking』
4(初)『ブギー(原題) / Boogie』
5(2)『ザ・クルーズ:ア・ニュー・エイジ(原題) / The Croods: A New Age』
6(3)『ザ・リトル・シングス(原題) / The Little Things』
7(4)『ワンダーウーマン 1984
8(5)『ザ・マークスマン(原題) / The Marksman』
9(7)『ユダ・アンド・ザ・ブラック・メサイア(原題) / Judas and the Black Messiah』
10(8)『モンスターハンター

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