主演・森崎ウィン×ヒロイン・深川麻衣！映画『僕と彼女とラリーと』10月公開
ラリーを通して若者の再生と夢にチャレンジする人々を描く映画『僕と彼女とラリーと』の主演を『レディ・プレイヤー1』（2018）などで知られる森崎ウィン、ヒロインを大河ドラマ「青天を衝け」に出演中の深川麻衣が担うことが決定した。公開日は10月1日で、特報映像、ティザーポスタービジュアル、場面写真も公開された。
本作は、2021年11月の「FIA世界ラリー選手権（WRC）」開催地となる愛知県豊田市・岐阜県恵那市が舞台。主人公・北村大河（森崎）は、確執を抱えていた父親の突然の死を知り、久しぶりに故郷の豊田市に戻る。自然や地元の人々と触れ合う中で、ラリーで数々の栄誉に輝いたメカニックの父親の真の姿に気付き、自分の生き方を意識し始める。そして、シングルマザーとして故郷と自身のアイデンティティーを大切に生きる上地美帆（深川）に導かれ、夢と大切な絆を取り戻していく。
主演の森崎は、「僕自身、愛知県にはすごくご縁がありましてこれまでも何度か仕事で行かせていただきました。今回は、その愛知県豊田市の一つの家族の物語。美しい景色と心優しい人々に囲まれながら、心温まるストーリーの中で生きることができて大変誇りに思います。山あり谷ありな人生を、トヨタGRヤリスと共に走ったこの物語が、皆様の明日への糧になれば幸いです」とコメントを寄せている。
また、深川は、「今回、この作品に参加させていただき、初めて『ラリー』という競技を知りました。モータースポーツに触れるのは人生で初めての経験でしたが、プロの方々のご指導のもと、撮影を通してこの競技が年齢・性別関係なく愛されている理由がわかった気がしました。だからこそ、車やモータースポーツにはあまり詳しくないけど大丈夫かな？ という方にも、ぜひ気軽な気持ちで観ていただきたい映画です。家族愛、人間愛、仲間愛、ラリーを通してたくさんの愛が描かれているあたたかい作品です。豊田市の豊かな自然の中を、ラリーが駆け抜ける迫力のある映像をぜひスクリーンで楽しんでください」とアピールしている。
『今日も嫌がらせ弁当』（2019）の塚本連平が脚本と監督、本作の舞台である豊田市出身のシンガーソングライター・加藤ミリヤが主題歌を担当する。主題歌「JOYRIDE」は、本作のために書き下ろされたオリジナル楽曲となっている。
加藤は、「地元豊田市が舞台になった作品に音楽で関われたことに心から感謝します。車の街、おいでん祭り、子供の頃に私が見ていた情景を思いながら大切に書きました。私自身豊田を離れてしばらく経ちますが、故郷があるということがとても幸せなことだとこの作品から改めて教わりました。今回書き下ろしました『JOYRIDE』で、豊田市に対する愛と感謝を捧げます」と語っている。
なお本作は、「目指せ!“公開館数100館”」を目標にクラウドファンディングでの支援を募る。（編集部・梅山富美子）
