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ジョニー・デップの相手役に抜擢!世界で活躍する美波の快進撃

『MINAMATA-ミナマタ-』よりアイリーン役の美波
『MINAMATA-ミナマタ-』よりアイリーン役の美波 - (C) Larry Horricks

 ジョニー・デップ製作・主演の『MINAMATA-ミナマタ-』(9月23日公開)で、主人公の写真家ユージン・スミスにふんするジョニーの相手役に抜擢された美波。現在、日本、フランス、アメリカを拠点に活躍する美波の活動歴、本作への出演の経緯を紹介する。

【動画】美波出演『バトル・ロワイアル3D』劇場上映中止となった予告編

 本作は、日本における“四大公害病”の一つである水俣病の存在を世界に知らしめた、写真家ユージン・スミスとアイリーン・美緒子・スミスが1975年に発表した写真集「MINAMATA」を基に映画化。美波は劇中、熊本県水俣市を訪れたユージンの通訳として、現地の人々との橋渡しとなるアイリーンを演じた。物語は、アイリーンがユージンに、日本の大企業チッソが熊本県水俣市の海に垂れ流している工場廃水によって、病になり命を落としている人々を取材してほしいと訴えるところから幕を開ける。

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アイリーン役の美波と、写真家ユージン・スミス役のジョニー・デップ

 本作は、ジョニーが日本人の役者と共演する初の作品。真田広之國村隼加瀬亮浅野忠信らそうそうたる顔ぶれが集結しているが、最も難航したキャスティングがアイリーン役だったという。アイリーン・美緒子・スミスは、1950年東京生まれ。アメリカ人の父親と日本人の母親をもち、1970年に語学力を生かして通訳者として富士フイルムのコマーシャル制作の仕事に携わりユージン・スミスと出会った。彼と結婚後すぐに水俣に移住し、1983年コロンビア大学で環境科学の博士号取得。1991年、環境市民団体グリーン・アクションを設立した。

 監督のアンドリュー・レヴィタスは、アイリーン役に美波を抜擢した理由を以下のように語る。「難しい役だ。彼女の人生経験は非常に特殊だからね。この役にふさわしい、すべてを表現できる若い女性を見つけるのは 不可能に思えた。何か月も何か月も探して、もうダメかと思った時、美波からのテープが届いた」。一方、 英語の映画は初めてだった美波は、「自分が英語で演技できるなんて思ってもいなかった。でも、自分と闘って勝ちたかった」と話している。

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 激戦のオーディションを勝ち抜き、ヒロイン役を射止めた美波は現在34歳。深作欣二監督の『バトル・ロワイアル』でスクリーンデビュー。蜷川幸雄さんや野田秀樹の舞台、『富江 REVENGE』(2005)、『さくらん』(2007)、『乱暴と待機』(2010)などの映画に出演。2014年に文化庁新進芸術家海外研修制度研修員のメンバーに選出され、フランス・パリのジャック・ルコック国際演劇学校に1年在籍。近年は、河瀬直美監督『Vision』(2018)でジュリエット・ビノシュ演じるヒロインのアシスタントを演じ、フランス語も披露。手塚治虫の漫画を実写映画化した『ばるぼら』(2019)では、政治家の娘で稲垣吾郎演じる作家の恋人を妖艶に演じていた。

 美波は女優としてのみならず絵画や映像などの創作活動も行い、7月21日より帝国ホテルプラザで個展を開催。絵画作品など約30点が展示される。(編集部・石井百合子)

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