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松居大悟監督『ちょっと思い出しただけ』が東京国際映画祭観客賞受賞!感極まり涙ぐむ

第34回東京国際映画祭

受賞に喜ぶ松居大悟監督
受賞に喜ぶ松居大悟監督

 第34回東京国際映画祭のクロージングセレモニーおよび審査委員&受賞者記者会見が8日、TOHOシネマズ日比谷で行われた。観客賞を受賞した『ちょっと思い出しただけ』で監督を務めた松居大悟監督は、感激のあまり涙ぐむと「東京国際映画祭は4回目の参加でしたが、初めて両手に(トロフィーの)重さを感じています」と感情を爆発させた。

【動画】松居大悟監督が感涙!第34回東京国際映画祭クロージングセレモニー

 観客賞に輝いた『ちょっと思い出しただけ』は、映画『くれなずめ』などを手掛けた松居監督がロックバンド・クリープハイプ尾崎世界観の楽曲に着想を得て映像化した完全オリジナルラブストーリー。池松壮亮伊藤沙莉をダブル主演に迎え、怪我でダンサーの道を諦めた照生と、タクシードライバーの彼女・葉の二度と戻ることのない愛しい日々を描く。

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 同映画祭の最終日となったこの日、クロージングセレモニーで観客賞が発表されると、目を潤ませながら登壇した松居監督。これまで東京国際映画祭には3度作品を出品しているが、トロフィーを受け取ると「初めて両手に重さを感じました」としみじみ。続けて「この2年間、世界中の人が苦しい時間や悔しい時間を過ごしたと思いますが、ただ悲しく悔しいだけの時間ではなく、人と会える瞬間に感じられる嬉しさや鮮やかさが愛おしく思えるように、過去といまを等しく抱きしめられるように作った映画です」と作品に込めたメッセージを伝える。

 さらに松居監督は、本作のモチーフとなった尾崎世界観に触れて「尾崎くんの主題歌によってこの物語が生まれました。そして僕の誕生日に初上映され、尾崎くんの誕生日(11月9日)である前日に観客賞を受賞。いいプレゼントとして伝えられます」と笑顔を見せる。

 また、審査委員長のイザベル・ユペールが本作に向けて“受賞作とはそん色がないぐらい素晴らしい”という意味が込めた「スペシャルメンション」を設けたことを発表。松居監督は「常日頃から言語化できない感覚を伝えたいと思って映画を作っていますが、そんな意味合いのスペシャルメンションをいただけて、ジーンときています」と感激の表情。「誤解を恐れずにいうならば、作品はお客さんに観ていただいて完成すると思っているので、観客賞を受賞できたのが一番嬉しかったです」と表情を崩した。

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 主演を務めた池松と伊藤に連絡したか聞かれた松居監督は「このあと池松くんとは会う予定なのですが、コンペティションに参加することになったとき『観客賞を取りたいね』と話していたので受賞を伝えるのが楽しみです」と笑顔。「伊藤さんはすでにSNSで荒ぶっていました」と喜びを爆発させていること笑顔で明かした。(磯部正和)

映画『ちょっと思い出しただけ』は2022年2月11日より全国公開

受賞結果は以下の通り

東京グランプリ/東京都知事賞:『ヴェラは海の夢を見る』カルトリナ・クラスニチ監督
審査員特別賞:『市民』テオドラ・アナ・ミハイ監督
最優秀監督賞:『ある詩人』ダルジャン・オミルバエフ監督
最優秀女優賞:『もうひとりのトム』フリア・チャベス
最優秀男優賞:『四つの壁』アミル・アガエイファティヒ・アルバルシュ・ユルドゥズオヌル・ブルドゥ
最優秀芸術貢献賞:『クレーン・ランタン』ヒラル・バイダロフ監督
観客賞:『ちょっと思い出しただけ』松居大悟監督
「アジアの未来」作品賞:『世界、北半球』ホセイン・テヘラニ監督
Amazon Prime Video テイクワン賞:『日曜日、凪』キム・ユンス監督
Amazon Prime Video テイクワン賞審員特別賞『橋の下で』瑚海みどり監督

池松壮亮&伊藤沙莉の主演映画が観客賞!松居⼤悟監督が感涙 第34回東京国際映画祭クロージングセレモニー » 動画の詳細
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