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ヴェノムvs.スパイダーマン、トム・ハーディにアイデアあり 実現に向けて「注力している」

いつか実現してほしい! - 『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』より
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 映画『ヴェノム』の続編『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』(12月3日全国公開)で主演を務めたトム・ハーディと、メガホンを取ったアンディ・サーキス監督がリモートインタビューに応じ、実現が期待されるヴェノムとスパイダーマンの直接対決について言及した。

【画像】原作コミックでヴェノム&スパイダーマンを苦しめた強敵カーネイジ

 スパイダーマンの宿敵として原作コミックに登場しているヴェノム。実写映画では、サム・ライミ監督の『スパイダーマン3』(2007)で一度対決しているものの、トムふんするヴェノムと、トム・ホランド演じるマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)版スパイダーマンの共演は、未だに実現せず。SPE(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)コロンビア・ピクチャーズ代表のサンフォード・パニッチは今年5月、『ヴェノム』をはじめとするソニー製作のマーベル映画にスパイダーマンが合流する可能性ついて、「計画は存在する」とVarietyに明かしていた。

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 『ヴェノム』を製作するソニーについて、トムは「すごく興味深い企業なんだ。無限の可能性を秘めている。プレイステーションを開発しているし、映画製作にも取り組んでいる。物事を統合させてモノを作る力があり、あらゆる部署がコミュニケーションを取ることで、ものすごく大きなことにも挑戦できる。どんなことだって起こり得る」と評価する。

 そのうえで、「スパイダーマンとヴェノムが共演しているところを見てみたいし、実現に向けて注力しているよ」と語ったトム。「それを実現させるためには、色々なことをクリアしていかなければいけない。私はその方程式の中で、すごく小さな役割を担っているだけさ。もちろん、私にもアイデアはある。それを実現させたいと思っているし、そのためなら何だってするつもりだ」と力を込めた。

 一方で、サーキス監督は「『スパイダーマン』ユニバースに突入する前に、“ヴェノムバース”としてまだまだ語るべきものがあると思っています」と冷静な姿勢。「まずは、今起きていることにフォーカスすること。エディとヴェノムの関係性が進む先は、非常に興味深いものです。今の時点では何もわかりません」と言葉を選びながら回答していた。(取材・文:編集部・倉本拓弥)

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