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父から息子へメガホン『ゴーストバスターズ』続編は本当の意味で「家族の物語」

主人公はスペングラー博士の孫! 『ゴーストバスターズ/アフターライフ』
主人公はスペングラー博士の孫! 『ゴーストバスターズ/アフターライフ』

 世界中で一大ブームを巻き起こした映画『ゴーストバスターズ』(1984)、『ゴーストバスターズ 2』(1989)のその先を描く『ゴーストバスターズ/アフターライフ』は、前作を監督したアイヴァン・ライトマンから、息子ジェイソン・ライトマンがメガホンを引き継いで制作された続編。元祖ゴーストバスターズの一人、イゴン・スペングラー博士の孫フィービーを主人公に描く本作について、ジェイソンは「本当の意味で家族の物語になったと思う」と胸の内を語っている。

『ゴーストバスターズ/アフターライフ』予告編

 父アイヴァンは、『ゴーストバスターズ』を出世作に、映画監督としてアーノルド・シュワルツェネッガー主演の『ツインズ』(1988)、『キンダガートン・コップ』(1990)などを手掛け、プロデューサーとしても活躍。一方、息子のジェイソンは、アカデミー賞にもノミネートされた『JUNO/ジュノ』(2007)、『マイレージ、マイライフ』(2009)など、コメディー風味のシニカルな人間ドラマの名手として評価を得てきた。

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 幼少期に『ゴーストバスターズ』の撮影現場を訪れたこともあるジェイソンは、自ら脚本も手掛けた続編について、「物語の中でプロトンパックが祖父スペングラー博士から孫のフィービーに受け継がれ、カメラの裏では僕が父からメガホンを受け継いでいる。内側も外側もまさに“家族の物語”なんだ」と証言。本当の意味で家族の物語を生み出すことができたと明かす。

 父親と同じ道を歩み、父親が生んだ世界的ヒット作の続編を手がけるという運命的な選択。ジェイソンにとって、本作の撮影は、家族への思いを再確認する場にもなったようだ。「オリジナルの『ゴーストバスターズ』を撮ったときの父と同年代になった今、父のことを人間としてどんな人なのかを理解しようと努めていたんだ。まさに(劇中で)フィービーやフィービーの母キャリーが、自分の祖父や父のことを知っていくプロセスと同じようにね。映画の制作中は、“1984年の父だったらどうするだろう”、“父が僕の立場だったら、あるいは僕が父の立場だったらどうするだろう”と常に考えるようにしていた」

カメラの裏でも家族の物語が展開していた『ゴーストバスターズ/アフターライフ』

 祖父がゴーストバスターズの一員だったことを知った主人公フィービーは、30年前にゴーストバスターズが封印したはずのゴースト達と対峙することになる。『ゴーストバスターズ』らしいユーモアあふれる物語はもちろん、監督の思いを反映した、世代を超えた家族の物語としても注目の一本となりそうだ。

 フィービーを演じるのは『gifted/ギフテッド』(2017)のマッケナ・グレイス、兄のトレヴァー役で「ストレンジャー・シングス 未知の世界」のフィン・ウォルフハード、兄妹を手助けする教師役で『アントマン』のポール・ラッドが出演する。

映画『ゴーストバスターズ/アフターライフ』は2月4日より全国公開

『ゴーストバスターズ/アフターライフ』予告3 2022年2月4日(金)全国の映画館で公開 » 動画の詳細
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