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天才!『さがす』娘役・伊東蒼に絶賛相次ぐ

熱い視線を注がれている伊東蒼
熱い視線を注がれている伊東蒼 - (C) 2022『さがす』製作委員会

 映画『岬の兄妹』で脚光を浴びた片山慎三監督の最新作『さがす』(公開中)で、佐藤二朗ふんする原田智の娘・楓を演じた伊東蒼の演技に「凄すぎる」「天才」と絶賛の声が相次いでいる。

【動画】佐藤二朗&伊東蒼が親子役!『さがす』予告映像

 片山監督の長編2作目にして商業映画デビュー作となる本作は、大阪の下町に暮らす原田智と、ある日行方不明になった智を捜す中学生の娘・楓の物語。1月21日より全国23館で公開されると初日3日間で興行収入1,200万円を突破するという好スタートを切り、緊張感に満ちた予測不能な展開や衝撃のラストが話題を呼んでいる。

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 そんな本作で伊東が演じたのは、指名手配中の連続殺人犯を目撃したと言って姿を消した父親を懸命に捜す娘の楓。孤独や不安に耐えながら父親の行方を捜すうちに、過酷な出来事と対峙することになる難役だが、伊東は父親役の佐藤が「怪物だと思う」と激賞するほどの芝居を披露。関西弁を駆使しつつ楓の強さを見事に表現し、強烈な存在感を放った。

 伊東のキャスティングについて、片山監督は昨年12月に行われた同作の完成披露試写会で「伊東さんとお会いして演技を見せてもらったら『もうほかの人は見なくていい』と思えるぐらい芝居がうまかった。天才と言っても過言ではないと思い、その場で即決しました」と明かしていた。インターネット上でも「演技が凄すぎる」「天才」と反響を呼んでおり、「これからが楽しみ」「間違いなくブレイクする」と今後を期待する声も多い。

さがす
(C) 2022『さがす』製作委員会

 大阪府出身の伊東は、2005年9月16日生まれの16歳。2011年にドラマ「アントキノイノチ~プロローグ~天国への引越し屋」でデビューし、中野量太監督の映画『湯を沸かすほどの熱い愛』(2016)では第31回高崎映画祭の最優秀新人女優賞を受賞した。さらに、安藤サクラらと共演した『島々清しゃ(しまじまかいしゃ)』(2016)では主演を務め、第72回毎日映画コンクールのスポニチグランプリ新人賞を獲得。NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」(2021)の石井あかり役や、映画『空白』(2021)の主人公(古田新太)の娘・花音役でも注目を浴びた。(編集部・吉田唯)

佐藤二朗主演『さがす』予告映像 » 動画の詳細
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