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『X-MEN』スピンオフ頓挫のチャニング・テイタム、トラウマでマーベル映画が観られなくなってしまった

ガンビットを愛する男チャニング・テイタム
ガンビットを愛する男チャニング・テイタム - Stuart Wilson / Getty Images

 『X-MEN』シリーズのスピンオフ映画『ガンビット(原題) / Gambit』で主演を務める予定だったチャニング・テイタムが、企画の頓挫がトラウマとなり、マーベル映画が観られなくなってしまったとVarietyに明かした。

上半身ムキムキ!『マジック・マイク』のチャニング・テイタム【画像】

 チャニングが演じる予定だったガンビットは、手にした物体に未知のエネルギーをチャージする能力を持つミュータント。スピンオフ映画は2014年ごろから企画が立ち上がり、チャニングと彼の製作パートナーであるリード・キャロリンが共同で脚本を執筆し、二人で監督を務めることも検討されていた。その後、2019年にディズニーが『X-MEN』の権利を持っていた20世紀フォックスを買収したことで、企画はお蔵入りとなっている。

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 リードと共にVarietyのインタビューに応じたチャニングは、「スタジオは僕たち二人に監督させたくはなかった。監督経験がないからという理由で、彼らは他の人に任せたかったんです」と当時の状況を回顧。スピンオフは『デッドプール』と同じR指定で製作される予定だったそうで、リードは「ロマンティック・コメディーのヒーロー映画を作りたかった。世界を救うこと以上に大変なのは、関係を築くことというテーマを掲げていました」と説明している。

 チャニングは企画が頓挫したことを知った時は、ひどく落ち込んでしまったという。「『ガンビット(原題)』の消滅がトラウマになりました。それからマーベルを遮断して、関連映画は全く観られていません。ガンビットを愛していたので、ただ悲しかったです」と友を失ったような喪失感を抱えたと振り返った。

 現在、X-MENやデッドプールといった旧20世紀フォックスのマーベルキャラクターは、ケヴィン・ファイギが指揮するディズニー傘下のマーベル・スタジオが管理している。リードは「いつか、彼らにもう一度企画を検討してもらいたい。すごくいいプロジェクトですから」とマーベルに再検討を要求しており、チャニングも「もちろん、ガンビットを演じたいです」とやる気を見せている。(編集部・倉本拓弥)

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