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ブルース・ウィリスが俳優業引退 失語症と診断

俳優業を引退するブルース・ウィリス
俳優業を引退するブルース・ウィリス - Jim Spellman / WireImage / Getty Images

 映画『ダイ・ハード』シリーズなどで知られる俳優ブルース・ウィリス(67)が、失語症と診断され、俳優業を引退することが明らかになった。現地時間30日、妻エマ・ヘミングや元妻デミ・ムーア、娘ルーマーら子供たちが連名で声明を発表した。

【画像】ドラえもん役にも挑戦したブルース・ウィリス

 言語障害の一種である失語症は、脳の一部が傷つくことによって読み書きや会話の能力が不自由になる。家族は声明で「最愛のブルースは健康面で問題を抱えており、先日失語症と診断されました。失語症は彼の認知能力に影響を与えます。検討を重ねた結果、ブルースは、自身にとって非常に意味のあるキャリアを閉じることとなりました」と発表。「家族にとって、これは試練であり、私たちは強い絆で乗り越えていきます。そして、みなさんも引き続き愛や声援を送ってほしい。一緒に乗り越えてほしい。それが彼にとって、みなさんにとってどれほど意味のあることか知っているから」とサポートを呼びかけている。

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 テレビシリーズ「こちらブルームーン探偵社」(1985~1989)で注目されたブルースは、“世界一ツイてない男”ことジョン・マクレーン刑事の活躍を描いたアクション映画『ダイ・ハード』(1988)で大ブレイク。その後、第5弾まで製作される人気シリーズとなった。

 他にも『パルプ・フィクション』(1994)、『12モンキーズ』(1996)、『フィフス・エレメント』(1997)、『アルマゲドン』(1998)、『シックス・センス』(1999)、『シン・シティ』(2005)、『エクスペンダブルズ』(2010)といった数多くの話題作で活躍。近年は低予算映画への出演が続いており、先日発表された最低映画の祭典、第42回ゴールデンラズベリー賞(ラジー賞)では、ブルースのために特別枠「ブルース・ウィリスによる2021年公開映画の最低演技部門」が設立されていた。

 プライベートでは1987年にデミ・ムーアと結婚し、2000年に離婚。二人の間に3人の娘がいる。その後、2009年にエマ・ヘミングと結婚し、2人の娘を授かった。(編集部・倉本拓弥)

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