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「ムーンナイト」悪役アーサー、MCU名ヴィランとの共通点は「ねじ曲がった正義を貫く」

イーサン・ホーク演じるアーサー
イーサン・ホーク演じるアーサー - (C)2022 Marvel

 ディズニープラスで配信中のマーベルドラマ「ムーンナイト」に出演中の俳優イーサン・ホークが、自身が演じる悪役アーサー・ハロウについてオフィシャルインタビューで語っている。

【動画】マーベルドラマ「ムーンナイト」予告編

 「ムーンナイト」は、睡眠障害に悩む主人公スティーヴン(オスカー・アイザック)の別人格マークが、ある力を宿した時に誕生するダークヒーロー。イーサンふんするアーサーは、教祖のような風貌の謎多き男。人の手に触れるだけで、過去や未来を読み取る能力があり、将来悪事を働く可能性があると判断した場合は、その者の命を奪う。
 
 マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に登場したヴィランの中には、己の哲学に基づき行動する者も多い。『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』の敵ウルトロンは、“究極の平和”を実現するために地球を脅かす存在=人類を抹消する結論に至り、アベンジャーズに牙を剥いた。さらに、“指パッチン”によって全宇宙の生命の半分を消し去ったサノスは、6つのインフィニティ・ストーンの力で宇宙の均衡を保つという、彼なりの正義を貫くため暗躍していた。

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 イーサン曰く、サノスやウルトロンと共通するように、アーサーもねじ曲がった正義を貫くが故にヴィランとして分類されるのだという。「彼は自分のことを悟り切っていると思っている。たしかにあらゆることを知っているけど、他者の言うことを聞く必要はないと思っていて、自分のことを信じ過ぎている。それはとても大きな盲点と傲慢さにつながるんだよ」

 「ムーンナイトが月のように変わりやすい存在だから、僕は太陽のように不変である必要があると思った。もしムーンナイトにヒビが入っていたら、僕はソフトで優しくないといけなかったんだよ」とムーンナイトとの関係性も明かしたイーサン。謎の杖に秘められた力など、イーサンが第2話以降の物語にどう絡んでくるのか気になるところだ。(編集部・倉本拓弥)

「ムーンナイト」はディズニープラスで独占配信中(毎週水曜16時に新エピソード更新)

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