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大河初登場!『ドライブ・マイ・カー』三浦透子に注目

第13回「幼なじみの絆」より源義経(菅田将暉)と里(三浦透子)
第13回「幼なじみの絆」より源義経(菅田将暉)と里(三浦透子) - (C)NHK

 第94回アカデミー賞国際長編映画賞に輝いた『ドライブ・マイ・カー』(公開中)でヒロイン役を務めた三浦透子が、三谷幸喜脚本、小栗旬主演の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(NHK総合ほか)の3日放送・第13回で初登場。三浦にとって本作が初の大河出演となり、三谷作品への参加も初。13回では比企能員(佐藤二朗)らが源頼朝(大泉洋)に近づくための策として源義経(菅田将暉)と引き合わせた里を演じていた(※一部ネタバレあり)。

【動画】三浦透子『ドライブ・マイ・カー』で運転免許取得!

 本作は、野心とは無縁だった伊豆の若武者・北条義時(小栗)が鎌倉幕府初代将軍・源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした二代執権に上り詰めていくさまを追う物語。第13回「幼なじみの絆」では、頼朝の浮気が周囲に波紋を呼ぶさまが描かれた。頼朝の醜態に激怒した義時の父・時政(坂東彌十郎)は頼朝の制止も聞かず伊豆に戻ることを決意。一方、これを比企の好機と捉えた能員、妻の道(堀内敬子)は源氏に取り入るべく策を練る。

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 三浦が登場したのは、能員が信濃の木曽義仲(青木崇高)の元へ向かおうとする義経、源範頼(迫田孝也)に、頼朝の乳母・比企尼(草笛光子)の孫である里(三浦)と常(渡邉梨香子)を引き合わせたときのこと。「源氏の皆さんとお近づきになりたい、ただそれだけです」と言う能員に、範頼は「鎌倉殿のお許しもなくこのようなことは困ります」と困惑する一方、義経は里から目が離せない様子。「里は気立てのいい娘で……」とささやく能員の思惑にまんまとのっかり、里と一夜を過ごして寝坊することに。

 『ドライブ・マイ・カー』では第45回日本アカデミー賞やTAMA映画賞(『椿の庭』『おらおらでひとりいぐも』『アイヌモシリ』と共に)で新人賞を受賞し、ブルーリボン賞、キネマ旬報ベスト・テン(『スパゲティコード・ラブ』と共に)、ヨコハマ映画祭などで助演女優賞を受賞するなど映画賞を席巻。村上春樹の同名短編小説に基づく同作では、妻を亡くした喪失に苦しむ主人公・家福(西島秀俊)に転機をもたらす寡黙なドライバー・みさきを好演。アカデミー賞授賞式では、濱口監督が受賞スピーチの中で「赤いSAAB900を見事に運転してくれた三浦透子さんに感謝します」と三浦の演技を称えていた。また連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」では、3人目のヒロインであるひなた(川栄李奈)の同級生・野田一恵役で注目を浴びた。

 のちに義経の正妻となる里。今後、義経を巡る白拍子・静御前(石橋静河)との展開も気になるところ。なお、菅田とは映画『男子高校生の日常』『チョコリエッタ』などで共に名を連ねていた。(編集部・石井百合子)

『ドライブ・マイ・カー』三浦透子インタビュー「運転に人柄が集約される」 » 動画の詳細
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