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神尾楓珠&佐野晶哉、20歳の思い出

左から佐藤浩市、佐野晶哉、神尾楓珠、池田朱那、秋山純監督
左から佐藤浩市、佐野晶哉、神尾楓珠、池田朱那、秋山純監督

 神尾楓珠が10日、都内で行われた映画『20歳のソウル』(5月27日公開)の試写会イベントに出席し、共演者たちと共に20歳になった時の思い出話に花を咲かせた。この日は佐野晶哉Aぇ! group関西ジャニーズJr.)、池田朱那佐藤浩市秋山純監督も来場した。

【写真】イベントの様子

 中井由梨子のノンフィクション小説を実写化した本作は、千葉県船橋市立船橋高等学校で受け継がれている応援曲「市船soul」を生み出し、20歳の若さでこの世を去った浅野大義さんの実話に基づく物語。本作のタイトルにちなみ、この日の試写会は20歳を迎えた若者を招待する「20歳の特別試写会」が実施された。

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 20歳になった時の思い出を聞かれた現在23歳の神尾は「ありきたりなんですが、20になった瞬間に友だちの家でウイスキーをラッパ飲みして、のどが焼けました」と告白。一方、3月に20歳になったばかりの佐野は「僕は20歳になって、まだ2か月くらいしか経っていないんですけど、前回(佐藤)浩市さんとお会いした時に『撮影の時は19だったのか、嘘つけ』と言われたし、今日も池田(朱那)さんと同い年なのかとびっくりされました」と述懐。さらに「まだメンバーとご飯や飲みに行ったりもできないので、早くできるようになったらいいなと思います」と続けた。

 61歳の佐藤は「この世界に入ってまもなく、『青春の門』(1981)という映画の撮影を九州・筑豊でやっていましたが、12月10日の誕生日に、山の中で若山富三郎さんをはじめ、諸先輩方に祝っていただいたことを思い出します」と振り返った。

 この日は会場からの質問を受けるという趣旨で実施。「20歳の誕生日を迎えた時の24時は何をしていた?」という質問に、「家族で迎えていました」という佐野は、「友だちとどこか行こうか悩んでいたんですけど、気付いたら23時くらいになっていて。お父さんとお母さんと、何かのテレビを観ていて。気付いたら日をまたいでいましたね」と述懐。

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 「20歳の時と今と変わってないところは?」という質問には、神尾が「笑顔がかわいい」と返答。その言葉に、現役アイドルである佐野が「100点ですね」とお墨付きを与えると、会場から拍手が。その様子に笑顔を見せた神尾は「笑ったら昔のままだねと言われます」と付け加えた。

 さらに、それぞれの思い出の味を明かす一幕も。「今まで生きてきた中で一番おいしかったものは?」という質問に神尾が「僕はお母さんのオムライスです」と答えると、佐野は「僕はおばあちゃんの豚汁が大好きです」と回答。「負けてられへんなと思って」という佐野に会場は笑いに包まれた。一方、佐藤は「20代半ばに『敦煌』(1988)という映画で半年くらい中国にいたんです。それで帰ってきてから食べた卵かけごはんが美味しかったですね。やはり向こうではなかなか生卵が食べられなかったものですから」としみじみ振り返っていた。(取材・文:壬生智裕)

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