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永山瑛太、初監督作「全部楽しかった」主演・役所広司との脚本巡るエピソードも明かす

永山瑛太
永山瑛太

 俳優の永山瑛太が7日、都内で行われた国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア 2022」(SSFF&ASIA)のオープニングセレモニーに出席し、自身が監督したショートフィルムの撮影を振り返った。

オープニングセレモニーに豪華な顔ぶれ!玉城ティナは個性派衣装【写真】

 永山は、WOWOW開局30周年を記念して企画された「アクターズ・ショート・フィルム」の第2弾に参加。この企画は、「尺は25分以内」「予算は全作共通」「原作物はなし」「監督本人が出演すること」の共通ルールを守りながら、俳優がショートフィルムを制作するというもの。第1弾の磯村勇斗柄本佑白石隼也津田健次郎森山未來に続き、第2弾(2月6日午後5時からWOWOWで放送・配信)では、永山、青柳翔玉城ティナ千葉雄大前田敦子が参加している。

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 永山は役所広司主演の『ありがとう』の脚本・監督を担当。初監督作となった同作の制作過程について尋ねられると「全部楽しかった」と笑顔で回答。「脚本を書く段階、キャスティング、ロケハン、打ち合わせ、撮影、編集、全て楽しかった」と充実の表情で、「普段は俳優として仕事をしていて、脚本・監督は初めてだったからだと思いますけど、本当に有意義な時間でした」と回顧する。

 主演の役所とのやりとりも刺激的だったようで、「僕はきちんと脚本を書いたつもりだったんですけど、役所広司さんからは『このメモのようなもの』と言われて……。拙い脚本だったんです」と役所との事前のやりとりがあったと明かす。「役所さんはそれでも出演を承諾してくださって、打ち合わせでもきちんとお話をして、納得して出ていただけたんです。細かいことは決めずに現場に来てもらいました。現場で起こるものを撮りたいという感じで撮影しました」と嬉しそうに振り返った。

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オープニングセレモニーの様子

 壇上には同じく監督挑戦した青柳、玉城、千葉、前田も登壇してそれぞれの制作過程を振り返ったが、青柳、玉城は普段あまり触ることがない編集作業が楽しかったとのこと。千葉は自分が書いた脚本で自身が演じる際、「誰が書いたのかって思うくらいセリフを覚えるのが大変だった」と照れ笑い。前田も「現場で普段と違う立ち位置で撮影を見れるのは楽しかった」と感想を述べていた。

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 今年24回目を迎える同映画祭は、「Meta Cinema(メタ シネマ)~超える・見つける・始まる」をテーマに開催される米国アカデミー賞公認の映画祭。この日から6か所のリアル会場と、オンライン会場で、約126の国と地域から集まった5,720本以上の中から選ばれた約200作品が上映される。壇上にはプレゼンターとして柚希礼音や、アカデミー賞に繋がるオフィシャルコンペティションのジャパン部門にノミネートされた黒木瞳監督も登場した。(取材・文:名鹿祥史)

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